神奈川県厚木市岡田の岡田保育園は子どもの意欲と思いやりを育てます

社会福祉法人 愛慈会 岡田保育園


生きる力

保育園時代を共に過ごした仲間との関わりを、成長した現在も大切にしている卒園児たちの嬉しい訪問

P1050814.JPG
 学校が春休みに入った3月下旬頃から、当園の卒園児達が足を運んでくれました。
3月31日には、2001年度の卒園児達が中学校を卒業し、高校入学前に保育園時代の同窓会を行い、その時の集合場所を保育園としていました。すっかり背も伸び、大人っぽくなっていましたが、笑顔の中に保育園時代の面影があり、それぞれ個性豊かに成長していました。
 卒園児達は、その当時の文集やアルバムを楽しそうに見た後、保育室内を見学し「小さい頃は、広く感じたのに狭く感じる」と言っていました。そして、在園児達が卒園児に「抱っこ」と甘えてくると、抱きしめながら「私達も、こんなに小さかったの」と当時を思い出し、月日の流れを感じているようでした。
 こうして、卒園児達が立派に成長したこと、また、人と人との繋がりを大切にしていることを嬉しく思います。それぞれ成長してきた過程で、友達や周囲の人との関わりが、十分に繰り返されてきたことを感じました。保育園での生活では、時にはお互いの気持ちがぶつかり合うこともあったと思います。その中で、お互いを認め、相手を受け入れていくという経験を何度も繰り返すことにより、「コミュニケーション能力」、「協調性」、また「問題解決する能力」など、「生きる力」が育くまれていくと思います。保育園で経験したことが結果として出るのは、10年先になるか、または、社会人となった時かもしれません。長い道のりの中、今回こうして卒園児達の姿を見て、保育をしていく上で大きな励みとなりました。
 卒園児の皆さんが、これからも一歩一歩着実に未来へ向かう姿を、私達は温かく見守らせていただき、応援していきたいと思います。
 


このページの一番上へ