神奈川県厚木市岡田の岡田保育園は子どもの意欲と思いやりを育てます

社会福祉法人 愛慈会 岡田保育園


生きる力

3歳児コーナー遊び

3歳児コーナー保育.JPG
 保育室にお絵かき、おままごと、ブロックなど遊びのコーナーを設け、子ども達は自分で好きな遊びを選び、意欲的に遊ぶ姿が見られます。その中の遊びの一つに、セレクターボール(ビー玉ころがし)という玩具があります。穴の開いた積み木や溝のある積み木を組み合わせ、ビー玉を転がして遊びます。3歳児は最初、5歳児の遊んでいる様子を興味深く見ていました。その後、自分達も「やってみたい」という気持ちが強まり、ビー玉を貸してもらい遊び始めました。子どもは、ビー玉が転がる様子を目で追いながら楽しんでいました。ところが、何度かビー玉を転がしていくと積み木が崩れてしまい、自分達で直そうとしても上手くいかず、また、積み木の組み立て方で意見が分かれることもあり、遊びが続きませんでした。子ども達はどうしたら良いか考え、5歳児に「壊れたから作って」と声を掛けました。5歳児は直ぐに作り直し、組み立て方を教えてくれました。また、友達同士の関わり方が上手くいかない時は、5歳児が優しく声を掛けてくれました。今では友達と協力し、自分達で玩具を出し、テーブルの上に土台を置き遊んでいます。友達と組み立て方を相談し「ここを高くしよう」と言いながら、また、6個のビー玉を「貸して」「いいよ」などとやりとりを楽しみ、順番に交替して使うこともできるようになりました。
 5歳児と一緒に関わる中で、遊びを教えてもらい楽しみ、友達との関わり方や自分達で考える力が育ちました。これからも、子ども達の成長する姿を見守っていきたいと思います。


このページの一番上へ