陶芸教室、夕べの集い
昨年度より厚木市内の保育園(認可保育園2園・私設保育園4園)の子どもや職員との交流を深めることを目的とした、「仲良し陶芸」を開催しています。
今年度は、昨年度より参加園が更に増え(認可保育園3園・私設保育園5園)参加園児が100名を超え、会場として湘北短期大学(厚木市温水)のご厚意により、講習室をお借りし開催することができました。
子ども達は、どんな物を作ろうかと、頭の中でイメージしながら、陶芸粘土を伸ばし、丸めながら、カップ、お皿、ペンダント等思い思いの作品を作り、その後は花、星、イルカ等型抜きした物をカップやお皿に付けたり、竹串で絵を描く等、飾りや模様を付け自分だけのオリジナル作品を作り上げていきました。思い通りの形になるまでには、力を入れすぎ穴が開いてしまう、形が歪んでしまうこともありましたが、それでも、子ども達は最後まで諦めることなく、何度も作り直しては自分のイメージするものへと近づけていました。今回の体験を通し、考え工夫し物を作ることの楽しさを十分に味わうことができました。出来上がった作品は、乾燥、素焼き、ニス塗り等の工程を経て、その後、2010年2月上旬頃サティ厚木店にて展示させていただく予定です。展示後、世界に一つしかない貴重な作品を子ども達が手にすると思います。きっと大きな喜びと共に、大切な宝物となり、良い思い出となるのではないでしょうか。
11月20日、5歳児を対象とした「夕べの集い」を開催しました。当日は、保護者の方や園児の兄弟、祖父母等、多くの方々が参加してくださりました。5歳児によるハンドベルの演奏と合唱は、日々の遊びの中で行なわれ、子ども達は意欲的に取り組んでいました。当日は5、6人のグループに分かれ、グループ毎に「ゆうやけこやけ」「お星さまぴかり」「さんぽ」の曲を演奏しました。一人一人が自分の担当の音を丁寧に響かせ、一音一音が曲として繋がり優しい音色となりました。合唱曲の「私と小鳥と鈴」には、‘みんなちがって、みんないい’という歌詞があり、一人一人の友達を大切に思う気持ちを込めて歌っていました。その後は、当園の卒園児(小学3、4年生)が、ハーモニカ演奏、一輪車での走行、ピアノ演奏と得意とすることを一生懸命、披露してくれました。その姿を見ていた子ども達の目は輝き「すごいね」「さすがだね」等と感動の言葉が次々に聞かれ、最後には大きな拍手が沸きあがりました。これをきっかけに、小学生への憧れの気持ちが膨らんできているようです。職員からはパネルシアターを用いてのクイズと、わらべうた「ほたるこい」「どんどんばし」をそれぞれ輪唱し聞いていただきました。十分に楽しんだ後は、バイキング形式による食事を行ないました。メニューは、秋の味覚ご飯、豚汁を始め、天婦羅や鰻、焼き肉、たこ焼き、サラダ、フルーツ等、また、事前に子ども達からも希望を聞きスパゲティやシュークリームを用意しました。様々なメニューから、子ども達は自分の好きな物を皿にとり、自分で食べたいものを選ぶ楽しさや皆での和やかな食事をすることで、食欲もいつも以上に旺盛になっていました。