さよなら遠足
2月15日に、3歳以上児組(3歳児、4歳児、5歳児)が湘北短期大学へ「さよなら遠足」に出掛けました。今まで一緒に遊び、生活してきた5歳児の子ども達と共に出掛ける最後の遠足でした。湘北短期大学の体育館で、ゲームや運動遊びを行い、異年齢児との交流を楽しみました。
ゲームの内容は、4歳児組の子ども達が中心となり決めました。事前に3歳児と5歳児に「どんなゲームをしたいか」と聞いたり、また、色々な案を出しながら相談をし、子ども達が大好きな「だんごむしゲーム」、「猛獣狩りへ行こうよ」、「海賊ゲーム」などに決まりました。
当日、子ども達は広い体育館を見て目を輝かせ、喜んで身体を動かしていました。3歳児の子ども達には難しいゲームも、5歳児の子どもに助けてもらいながら、楽しく行うことができました。その後は、楽しみにしていたお弁当の時間です。「今日のごはんは特別に美味しいね」、「ジャガイモ美味しい」、「本当だ」と、話をしながら嬉しそうに食べていました。
午後は、スポーツバルーンやボールで遊びました。そして最後は、4歳児、5歳児の子ども達のリレーを行いました。3歳児の子ども達の応援を受けながら、トラックを1周ずつ走ります。楽しそうに走る子どもや、真剣な表情で走る子ども達の姿は、生き生きとしており、逞しさを感じました。
遠足の後、3歳児の子どもが、園庭でリレーのような遊びをしていました。2人1組になり、トラックを作り、交代しながら走っていました。遠足の時に見た、年上の子ども達の姿が印象に残り「自分達もやってみよう」と真似をしたようです。
3歳以上児では、遊びや生活を通し、異年齢で関わる機会を多く作ってきました。年上の子どもは手本になることで、自分の行動を振り返ったり、自信を持つことができるようになります。また、年下の子どもは、年上の子どもに優しくしてもらうことを喜び、憧れの気持ちを持ったり、遊びを真似しようとする姿が見られ、お互いに良い経験となっています。今後も、このような異年齢児との関わりが多く持てるよう、工夫していきたいと思います。