神奈川県厚木市岡田の岡田保育園は子どもの意欲と思いやりを育てます

社会福祉法人 愛慈会 岡田保育園


意欲と思いやり

2018年度 さよなら遠足

 2月22日(金)に湘北短期大学(厚木市)の体育館を借用し、3歳、4歳、5歳児組の子どもが「さよなら遠足」に出掛けました。5歳児組の卒園を前に、今まで一緒に遊び、共に生活してきた子ども達が、運動遊びを通し、お互いに成長・発達を喜びながら一日を過ごしました。場所は、湘北短期大学(厚木市)の体育館を借用しました。
 事前に5歳児に「やりたいこと」を相談したところ、「猛獣狩りゲームやりたいな」、「リレーをやりたい」など、今まで楽しんできた遊びを思い返しながら、自分の意見を伝える姿が見られました。

・しっぽ取りゲーム
 遊ぶ組み合わせを「4歳児組と5歳児組」、「3歳児組と保育サポーター(保護者) と職員」など、工夫して行いました。「頑張れ」と応援する声が体育館に響いていました。
 3歳児のAさんはどうしたらしっぽを取られないかを考え、自分なりに工夫し「しっぽ(ハチマキ)を短くしたから取られなかった」と保育士に報告していました。
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・海賊ゲーム
 3つの役に分かれ「海賊」にさらわれた「お姫様」を「王子様」が助けに行くゲームです。4歳児のAさんは、途中で転び、泣き出してしまいました。すると、Bさんが「どうしたの」と心配そうに声を掛けました。Aさんは「あのね…」と説明し、悲しい気持ちを友達に受け止めてもらっていました。その後、Aさんは笑顔でゲームに戻りました。
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・パラバルーン
 「メリーゴーランド」、「ドーナツ」などの演技を皆で力を合わせて楽しみました。「ドーナツ」は、パラバルーンの裾に包まるため、身体のバランスを取ることが難しい様子でした。難しいことに挑戦することも、楽しさのひとつだったようで「もう一回やりたい」とリクエストがありました。
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・昼食
 楽しみにしていたお弁当には、ゼリーが入っていました。一人一人、絵柄や色の違うゼリーを見て「これはぶどうかもしれない」、「黄色いからバナナかな」と友達同士で味を想像していました。4歳児のCさんは「皆で食べると美味しいね」と笑顔で話していました。
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・午後の自由遊び
 「縄跳び」、「フラフープ」、「ボール」の中から好きな遊具を選び、自由に遊びました。5歳児が3歳児のボールを拾ってあげたり、4歳児と一緒に大縄跳びをするなど、異年齢での交流が見られました。
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・リレー
 5歳児が紅白に分かれて対戦しました。白組が勝ちましたが、紅組の子どもも「楽しかった」と皆で一緒に喜んでいました。
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 帰りの車中では「先生、今日は楽しかった」と呟く子どもがいました。そして、遊び疲れたようで、すやすやと眠る子どもの姿も見られました。
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 3歳、4歳、5歳児組の子ども達は、生活や遊びを共にしています。その中で、年上の子どもが年下の子どもを助け、思いやり、年下の子どもは年上の子どもを真似、自ら学ぶ姿が見られています。
 今後も、こうした異年齢の関わりや、子どもが自ら成長していく過程を大切にしていきたいと思います。


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