神奈川県厚木市岡田の岡田保育園は子どもの意欲と思いやりを育てます

社会福祉法人 愛慈会 岡田保育園


意欲と思いやり

2024年度 12月の集い

12月13日(金)に「12月の集い」を開催しました。
3歳児、4歳児、5歳児組は「表現遊び」、「歌」、「合奏」を披露しました。また、サンタクロースが登場するなど、1日を通して年齢に合ったクリスマスの雰囲気を楽しみました。

<0歳児組>
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0歳児組では、子ども達が新聞紙を丸めた物を、保育士が赤や白の折り紙で包みボール状にし、雪だるまや靴下の形をした台紙に貼って飾り付けをしました。徐々に色付けされ、形が完成すると、子ども達は嬉しそうな表情を見せました。また、保育士が空箱で作ったプレゼントの玩具を使い、クリスマスごっこを行うと、受け取ったプレゼントを手に持ち、振って中身を確かめたり、リボンを引っ張り包み紙を開けようとする姿も見られました。

<1歳児組>
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日中は、クリスマスにちなんだ曲を流し、2歳児組保育室との間の扉を開放して、自由に行き来できるようにして過ごしました。2歳児組の子ども達と一緒に絵本やパズル、玩具を共有して遊んだり、使い方を教えてもらうなど、交流を楽しむ姿も見られました。昼食前に、サンタクロースが訪れ、自分からタッチをしてもらおうとしたり、少し離れたところから見る子どもの姿も見られました。また、午後のおやつでは、おやつバイキングを行い「せんべい」か「ビスケット」の好きな方を選び、自分で選んだおやつを嬉しそうに食べていました。

<2歳児組>
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「12月の集い」当日は、子ども達がそれぞれクリスマスにちなんだ洋服を着たり、保育園で用意した髪飾り(耳の付いたカチューシャやサンタの帽子)などを身に付け、楽しい雰囲気の中で過ごしました。友達の着ている洋服や身に付けている物を見て「サンタさんだ」、「トナカイがいるね」、「かわいい」と言い、友達との関わりも楽しんでいました。日中は、1歳児組と2歳児組の保育室を開放し、自由に行き来して遊びました。昼食前は、サンタクロースが登場し、手を振ったりタッチをすることができ、喜んでいました。中には、サンタクロースとの距離を取り、保育士の傍から様子を伺う子どももいました。保育士が子ども達に「サンタさんがプレゼントを持ってきてくれたよ」と伝えると「プレゼントって何」、「どこにあるの」と、期待する様子が見られ、お迎えの際に自分のロッカーの中にプレゼントが入っているのを見つけると、とても嬉しそうにプレゼントを確認する姿が見られました。

<3歳児組>
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子ども達に人気のある「素敵な帽子屋さん」のパネルシアターや「フライパンダ」の絵本の呪文を表現遊びに取り入れました。当日に向けて練習を重ね、自分の帽子を見つけて被る動きも友達と一緒に楽しんで行いました。最初はカラー帽子を使用して練習しましたが、画用紙に絵の具で好きな色を使って自由に描き、オリジナルの帽子を作りました。自分で作った帽子を被って「アポパイ ポコパイ パンパンパン」と言いながら身体を動かし、呪文を唱えます。練習では大きな声を出すことができましたが、予行練習や年下の子どもが見に来ると緊張する様子も見られました。
初めて大勢の人前で発表する経験をした子ども達。初めは緊張する様子もありましたが、名前を呼ばれたら帽子を選ぶことができ、友達と一緒に表現することを楽しんでいました。当日は、今まで練習した中で一番上手に行うことができ、子どもの成長を感じました。
また、サンタクロースが来ることを指折り数え、楽しみにしていました。サンタクロースが登場すると「サンタさん来てくれた」、「頑張ったから来てくれたんだよね」と喜んでいました。「あわてんぼうのサンタクロース」を歌ったり、タッチをしてもらうなど、1日を通してクリスマスの雰囲気を楽しみました。

<4歳児組>
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4歳児組は、子ども達が好きな「はらぺこあおむし」の絵本を表現遊びに取り入れました。歌うことや身体を動かすことが大好きな子ども達は、練習にも意欲的に取り組む姿が見られました。初めに曲を流し、好きなように身体を動かすことから始めました。その中で「どんな振付が良いかな」と保育士が子ども達に聞くと「フルーツを食べる真似をするのはどうかな」、「手を動かして、ちょうちょみたいにしたい」と、様々な意見があり、それらを組み合わせて一つの表現遊びを完成させました。
当日は、保護者の方に見てもらうことをとても嬉しそうにする姿が見られました。衣装を身に付けると「かっこいいね」、「早く始まらないかな」と、友達や保育士と話し、出番を楽しみにしていました。曲が流れると大きな声で歌い、一人一人が自信に満ちた表情で行っていました。曲の途中で保育士と子ども達で一列になり、前に並ぶ子どもの肩に手を乗せて一つの大きなあおむしをつくり、会場を一周しました。表現遊びを終えた後も「楽しかったね」、「上手にできた」と嬉しそうな表情を浮かべ、友達と話す姿が見られました。

<5歳児組>
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昨年度の「12月の集い」で5歳児組の子ども達が行った合奏や、歌う姿を見て「かっこいい」、「楽器がやりたい」と憧れており、今年度の5歳児組も期待を持ち合奏と歌を行うことに決めました。
 合奏する曲は、世界の人々や言葉に興味を持っている子どもの様子に合わせて、世界をテーマにしている「小さな世界」に決めました。また発表の間で「アメリカ」、「中国」、「韓国」、「フランス」、「日本」など、様々な原語で挨拶をしました。歌の選曲は、クリスマスソングの中からいくつか子ども達に聴いてもらい、人気があった「ジングルベル」に決めました。
練習では、楽器に慣れることや、各パートごとに音を鳴らすことから始めました。後、全体での練習に移行しましたが、音を鳴らすタイミングが難しそうな子どももいました。そのため歌詞カードに楽器ごとの色分けをしたり、保育士が手本となり練習を重ねることで、音を鳴らすタイミングが分かるようになりました。また、子ども同士でも「こうやるんだよ」と、教え合う姿も見られました。
予行練習では、緊張から表情がかたくなり、歌では声が小さくなってしまうことや、世界の挨拶は恥ずかしそうにする様子もありましたが、当日は一人一人が一生懸命に取り組むことができ、自信を持ち披露していました。
会の終わりに、サンタクロースが登場しました。子ども達は、サンタさんに質問したり、触れ合うことができました。後、映画鑑賞をするなど、一日を通して楽しむことができました。


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