神奈川県厚木市岡田の岡田保育園は子どもの意欲と思いやりを育てます

社会福祉法人 愛慈会 岡田保育園


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岡田保育園園児の保護者より

5歳児鉄棒

ぞう組 鉄棒.JPG
 5歳児組の子ども達は鉄棒の逆上がりの練習を行なっています。朝の体操や運動遊びが終わるとすぐに、子ども達自ら鉄棒の前に並び、意欲的に取り組む姿が見られています。昨年度、逆上がりの練習を一生懸命行なう5歳児の子どもの姿を見て大きな影響を受け、「自分も鉄棒の逆上がりが出来るようになりたい」と憧れを抱くようになりました。練習を始めた当初は、腕や腹部・足に力が入らず、思うように体が持ち上がらず悔しがる姿も見られました。しかし、練習を重ねるごとに、「腕が伸びていたからだろうか」、「足が揃わなかったからだろうか」、「どうしたら足が上に上がるのか」と一人一人が自分の出来ない理由を考えるようになりました。また周囲の子ども達も、「腕に力を入れたら出来るよ」、「お腹にも力を入れた方がいいよ」などとアドバイスをしてくれ、積極的に楽しみながら、繰り返し逆上がりに挑戦する姿が見られました。前回よりも足が少し上がり、自分の力で出来るようになった時には喜び合い、一人一人が友達のその時の努力や喜びを共有していました。こうした毎日の経験の中で、子ども達は考える力が育ち、周囲の刺激を受け意欲を持ち臨んでいくようになりました。体力的にも腕や脚に力が付き、少しずつ逞しくなったように思えます。鉄棒の逆上がりが出来るようになってからも子ども達は、「今度は足がもっと上に上がるようにしよう」、「次は鉄棒を持つ手の位置を変えて(交差、互い違い)挑戦してみよう」などと一人一人が自信を持ち、自分なりの課題を持ち取り組んでいます。

避難訓練

 月1回実施している避難訓練、3月は地震が発生した後、火災も発生した状況を想定した訓練を行いました。
「地震発生」の放送が入ると、子ども達は机の下に身を隠したり、広く安全な場所に集まり揺れが収まるのを待ちました。揺れが収まった後、施設内より「火災発生」の放送が入ると、4歳、5歳児の子ども達は、煙を吸わないよう身を低くし、手や洋服などで鼻や口元を覆い、保育士の指示を聞き、速やかに避難することができました。
 園庭へ避難し人員確認をした後、3歳以上児は「身を守る訓練」を行いました。防災頭巾の使用の仕方を確認し、5歳児が子ども達の前に出て防災頭巾を被る実演をしました。また、担当保育士より「おかしも」の話がありました。「おかしも」とは、お=押さない、か=かけない(走らない)、し=喋らない、も=戻らない、という災害時の行動についての標語です。子ども達は真剣な表情で話を聞き、自分の知っていることを友達に伝えるなど、積極的に発言していました。
 いつ起こるかわからない自然災害に対し、職員も子どもも、いざという時に慌てず対応できるように、避難訓練を行なうことや、自分の身を自分で守る方法を知ることの大切さを伝えていきたいと思います。


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