神奈川県厚木市岡田の岡田保育園は子どもの意欲と思いやりを育てます

社会福祉法人 愛慈会 岡田保育園


岡田保育園TOP>意欲と思いやり

意欲と思いやり

「2014年度 5歳児が卒園までにやりたいこと」

 1年を通し『園児の発想を取り入れた活動』を子ども達や園長、栄養士、保育士で相談をし、具体的に計画を立て、取り組んできました。
 『子どもがやりたいこと』を、全てを実施することができました。
1-1.JPG1-3.JPG1-4.JPG
1.ハロウィンごっこをやりたい
  10月31日(金)に行いました。「おばけかぼちゃを作りたい」、「仮装したい」という子どもの案を取り入れ、チケットを園長に渡し、ラムネと交換することにしました。衣装作りでは、できあがったマントやスカートなどを見て「なんだか、楽しくなった」と、呟く子どもの姿が見られました。5歳児が中心となり、1歳~4歳児との関わりを持ちながら行いました。

2-1.JPG2-2.JPG2-3.JPG
2.レストランごっこをやりたい
  2月25日(水)に行いました。2か月前からレストランのメニューを相談し、折り紙や毛糸などを使い、準備をしました。当日は、近隣の保育園の3歳~5歳児を招待しました。「チケット係」、「案内係」、「コック」と役割を決め、一人一人が自分の力を発揮し、楽しんで取り組んでいました。お客の近隣の保育園の園児や当園の4歳児の子どもに「おかわりちょうだい」と言われ、とても喜んでいました。「おかだレストラン」は大繁盛でした。

3-1.JPG3-2.JPG3-3.JPG
3.おにぎり弁当を作りたい
  11月27日(木)に行いました。事前に子どもと具材を相談し、栄養士と担当で話し合い、5種類に絞りました。その中から、子ども一人一人が好きな具材を2種類選べるようにしました。そして、給食のおかずを容器に詰め、自分で握ったおにぎりを持ち屋上で、青空のもと、皆で食べました。

4-1.JPG4-1.JPG
4.栽培した野菜でカレーを作りたい
  8月21日(木)に行いました。畑で育てた「じゃがいも」とプランターで「人参」を栽培しました。そして、前日に「人参」を収穫したところ、大きい物で3cm程しか育っていませんでした。カレーライスに入れるには「人参」の量が足りなかったため、近隣のスーパーに「人参」を買いにいきました。また、1か月前より家庭で「包丁」や「ピーラー」を使う経験をしてもらいました。当日は、子どもが「人参」の皮を剥き、包丁で切る作業をしました。自分達で作ったカレーライスは格別の味がしたようで、いつも以上によく食べる子どもの姿が見られました。

5-1.JPG5-2.JPG5-4.JPG
5.生命の星・地球博物館(小田原市)に行きたい
 1月22日(木)に行いました。当日は、雨が降っていましたが、ロマンスカーや箱根登山鉄道に乗り、楽しんでいました。『生命の星・地球博物館』でのお土産選びでは、3歳児や4歳児に喜んでもらえるよう、グループ毎に何を購入するか相談しました。そして、館内の図書館へ行き、たくさんの本に興味を持ち見ていました。

6-1.JPG6-3.JPG
6.水族館に行き「ジンベイザメ」を見たい
 8月23日(土)に当園在園児(5歳児)と卒園児童(小学校1年生~中学校3年生)との交流会で『横浜・八景島シーパラダイス』に行きました。当日は、館内は混んでいましたが「ジンベイザメ」を見ることができました。また「イルカ」や「あざらし」などのショ―も見ることができました。後日、園の図鑑を見て「この魚いた」など、友達同士で楽しそうに話していました。

  『子どもがやりたいこと』を実現するまでには、事前に準備を必要とする物もありましたが、自分達で決めた活動に、意欲的に取り組み達成感を味わうことができました。また、話し合いを重ねる中で、自分の意見を伝えることや、相手の意見に耳を傾けることができるようにもなりました。時には、自分の意見が通らないことも経験しました。こうして、自分の気持ちを受け入れてもらえた喜びや、受け入れてもらえない時の寂しさなど、様々な感情を経験したことは、今後、子どもの『力』に繋がっていると思います。また、異年齢児との関わりを通し、相手のことを思いやる気持ちが更に深まりました。子ども達が、自分で考え、行動する姿に頼もしさを感じます。


このページの一番上へ