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社会福祉法人 愛慈会 岡田保育園


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意欲と思いやり

当園在園児(5歳児)と卒園児童との交流会

 8月24日、当園在園児(5歳児)と卒園児童(小学4年生~中学3年生)との交流会が行われました。
 行き先は『はまぎんこども宇宙科学館』(横浜市)でした。
移動のバスの中では、子ども達の自己紹介から始まり、その後、5歳児から卒園児童に対して小学校に関する質問をしていました。卒園児は、質問に対し、丁寧に答えてくれました。

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 午前中は、5歳児と卒園児童の混合で4グループに分かれ、グループ毎に館内を見学しました。初めのうちは、お互いに緊張感が見られましたが、卒園児童が5歳児の手を引いてくれたり、遊び方を教えるなど、一緒に遊ぶうちに、徐々に親しみの気持ちが湧き、5歳児から卒園児に関わる姿が見られるようになりました。

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 午後の時間は、卒園児童は学年ごとに行動し、久し振りに会った友達と、学校のことや、保育園時代のことを振り返り、会話が弾んでいました。5歳児はグループに分かれ、予算内で、保育園で使用する玩具を購入しました。グループによっては、意見が分かれることもありました。その時は「ジャンケンで決める」、「友達の意見を取り入れる」、「他のグループに、どちらかを購入してもらえないか交渉する」など、子どもなりに一生懸命に考えていました。また、あるグループは、3個選びレジに持っていくと、予算を超えたため、子ども達は再度相談し、1個減らすなどの場面も見られました。

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 交流する中で、5歳児は、卒園児の「思いやり」や、「優しさ」を感じていました。こうして、卒園児と過ごしたことで、小学校に対する期待感が更に高まったように感じます。

夏まつり

 7/12(金)、「夏まつり」を行いました。当日は、各組が年齢に合った参加をし、お祭りの雰囲気を楽しむ中で、子ども自身が考えたり、友達と協力するなど様々な姿が見られました。

・0歳児組…テラスから見学しました。初めは、たくさん人がいることに、驚いていましたが、おみこしを担いでる年上の子どもの姿をじっと見つめていました。「タタロチカ」などの曲が聞こえてくると、手を叩いたり、身体を揺らす姿が見られ、夏まつりの雰囲気を楽しみました。

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・1歳児組…園庭に茣蓙を敷き、夏まつりの様子を見ました。年上の子ども達が「タタロチカ」、「たこやき音頭」などの曲に合わせ、踊る姿をとても楽しそうに見ていました。その姿を見て、子ども達も真似し、一緒に身体を動かしていました。保育室に戻ってからは、子ども達の好きな「アンパンマン」、「どんぐりマン」の踊りを楽しみました。その後、ヨーヨーを準備すると、目を輝かせ、自分の好きな色の物を選び手に持ち、友達とヨーヨーを交換したりし、初めて手にしたヨーヨーに興味を持っていました。室内に戻ってからも、夏まつり気分を味わいました。

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・2歳児組…園庭のおみこしや踊りをテラスから見学し「わっしょい」と掛け声を掛けたり、年上の子どもの踊りを、真似て楽しんでいました。その後、数人ずつのグループに分かれ出店を回り、自分の好きな玩具やヨーヨー、うちわなどを選び、買い物を楽しみました。お昼寝明けには、「お祭り、帰っちゃったの」と、とても可愛らしいつぶやきが聞かれました。

・3歳児組…お店屋さんを担当しているぞう組の所へ行き「これ下さい」と言いながら、玩具やヨーヨー、うちわなど自分の好きな物を選び、楽しんでいました。自分でチケットと物を引き換えることができたのが、とても嬉しかったようです。
 給食やおやつは、バイキング形式で好きな物を選び、友達と楽しそうに食べていました。また、お代わりも沢山していました。夏まつりを終えた後も、子ども達からは「楽しかった」、「また、やりたい」、「夏まつり、一番楽しい」と言う声が聞かれていました。

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・4歳児組…法被姿の5歳児を見て「かっこいいね」と、窓に額をつけ見入っていました。出店では、一人一人が好きな店から回り、真剣に玩具などを選んでいました。出店を回った後は、友達同士で選んだ玩具を見せ合い「これ、いいね」、「こんなのもあったよ」と、会話が弾んでいました。また、翌週には5歳児の子どもと一緒におみこしを担ぐ機会を設けました。「なんか、ぞう組(5歳児)みたいだね」と言いながら、嬉しそうに「ワッショイ」と大きな声を出し、楽しんでいました。

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・5歳児組…当日、5歳児の子ども達は法被を着たり、ねじり鉢巻きを締めました。保育士や保護者に手伝ってもらいながら着用し、嬉しそうにポーズを決めたり、友達同士で見せ合っていました。おみこしを担ぐと、皆で決めた「ワッショイ」という掛け声を掛けながら、園庭を歩きました。子ども達の元気な声が園庭に響きました。
 出店は、担当を子どもが交代で行いました。それぞれ「うちわ」、「ヨーヨー」、「おもちゃ」、「ボーリング」、「的当て」の店に分かれ、品物を渡したり、ゲームの説明をしていました。自分の役割があることに喜びを感じ、楽しんで行っていました。また、後半に出店の担当を保育士が行っていると、他の子ども達が「手伝ってあげる」と、一緒に手伝ってくれました。別の出店の係の子ども達でしたが、やり方を説明しなくても内容を把握しており手際よく行い、頼もしさを感じました。
 夏まつりの翌週は、4歳児の子ども達と一緒におみこしを担いだり、3歳、4歳、5歳児で「夏まつりごっこ」をしました。皆で踊りを踊ったり、ボーリングや的当て、などのゲームで遊びました。ゲームは、5歳児の子どもが中心となり、年下の子どもに、やり方や並び方を教えてあげる姿も見られました。
 当日までの取り組みや、当日の活動を通し、友達と助け合ったり、自分の役割を果たすなど、様々な経験ができました。より一層、年長児としての自信がついたことと思います。
 一つのことを友達と協力し作り上げ、自分達の考える内容が現実になることの喜びを感じることができたことは、子ども達の「意欲」へ繋がると思います。


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