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意欲と思いやり

2019年度 ぞう(5歳児)組の思い出

3月限りで23人の5歳児が卒園いたしました。5歳児組の子ども達が主体となって行った活動の内「8このねがいごと」と「さよなら遠足」について、ご紹介いたします。

<8このねがいごと>
願い事
昨年度の4月、5歳児組になった時に、皆で話し合い決めました。
その内容をご紹介します。
①レストランに行きたい②大きい公園に行って動物を触りたい
平塚総合公園内にあるレストランを予約していましたが、コロナウィルス感染症が拡大
していたため、園内の屋上でレストランごっこを行いました。担任がウェイターに変身
したり、調理担当はご飯に飾るピッグを手作りし、子ども達は楽しく食べました。また
動物園へ行く代わりに、動物のDVDを観ました。
レストランごっこ
③パフェを作りたい
 果物、コーンフレーク、ポッキーなどをトッピングし、オリジナルのパフェを作りまし
た。いつもと違う容器を使い嬉しそうでした。
④アイスが食べたい
 9月…夢見市まで歩き、アイスを食べました。どのアイスにするか、迷っていました。
 3月…園の傍のスーパーでアイスを買いました。グループごとに買い物体験もできました。
あいす
⑤ポケモンごっこをやりたい
 ピカチュウとイーブイの頭飾りを身に付け、モンスターボールを作りました。
ポケモン
⑥結婚式をやりたい
 担任の結婚式を行いました。衣装は子ども達が手作りし、フラワーシャワーでお祝いしました。
⑦綿菓子を作りたい
 地域の方にご協力をしていただき、綿菓子を作りました。初めてでしたが、上手に作りました。
⑧映画を観たい
 「SING」のDVDを観ました。声を挙げたり、友達と話しながら楽しみました。
 
卒園までに、全て叶えることができました。皆で力をあわせることで、実現できました。
一つ一つが、大切な思い出となりました。

〈さよなら遠足〉
 2月21日(金)に湘北短期大学(厚木市)の体育館を借用し、3歳、4歳、5歳児組の子ども達を対象に「さよなら遠足」を行いました。今まで一緒に遊び、共に生活してきた子ども達が、運動遊びを通し、お互いに成長・発達を喜びながら、交流を楽しみます。小学校の就学を控えた5歳児組の子ども達にとって、思い出深い日となりました。


・午前の自由遊び
 体育館をたくさん走り、ボール、フラフープ、縄跳びなど、自分の好きな遊びを楽しみました。年上の子どもが転がっていたボールを年下の子どもに拾う、フラフープで一緒に電車ごっこをするなどの異年齢での関わりが多く見られました。
さよなら遠足1
さよなら遠足2
・昼食
お弁当の蓋を開けると「わー、美味しそう」と、とても嬉しそうな様子が見られました。昼食後のおやつも、友達と持って来たものを見せ合い、楽しそうにしていました。
3
4
・パラバルーン
 「メリーゴーランド」、「ドーナツ」、「ポップコーン」など、全員で力を合わせて楽しみました。「ポップコーン」では、パラバルーンの中に入り、足をバタバタと動かし押し上げることが楽しい様子でした。保育士が「出てきてください」と声を掛けると、子ども同士で「出ておいで」、「こっちこっち」と呼び合い、パラバルーンをめくり出口を作る姿も見られました。
5
・海賊ゲーム
 3つの役に分かれ「海賊」にさらわれた「お姫様」を「王子様」が助けに行くゲームです。3歳児組のAさんが、海賊から上手く逃げることが出来ずに泣いていると、周りにいた年上の子どもが「こっちから逃げればいいんだよ、おいで」と、Aさんの手を引き、助ける姿が見られました。
6
7
・フラフープ鬼ごっこ
 保育士の指定した色のフラフープの中に入るゲームです。始めは、各組ごとに順番でゲームを行いました。最後は、3組合同になり行うことで、人数が増えフラフープに入りきらない子どもが出てきました。子ども達は肩を組み、支え合い「こっち空いてるよ」と、スペースを空け、中に招き入れていました。
8


・何でもだるまさん
 保育士の言葉を聞き、それにあった動作をしながら、ゴールを目指すというゲームです。子ども達は、前に進みたいという気持ちから、止まることを忘れ進み続け、ゴールをすることができると「やったー」と、嬉しそうな様子でした。


・リレー
 5歳児組が2つのグループに分かれ、リレーを行いました。友達が走っている間、大きな声で応援しながらバトンを繋ぎ、最後まで走り切ると、どちらのグループも満足そうな様子でした。5歳児組が走る姿を見て4歳児組も「やりたい」と言い、リレーを行いました。

帰りの車中では「先生、今日は楽しかった」、「まだ遊びたかった」と、呟く子どもがいました。そして、遊び疲れたようで、眠る子どもも見られました。

3歳、4歳、5歳児組の子ども達は、生活や遊びを共にしています。その中で、年上の子どもが年下の子どもに優しく接し、思いやる様子や、年下の子どもは年上の子どもを真似、自ら学ぶ姿も見られます。
 今後も、こうした異年齢の関わりや、子どもの成長していく過程を大切にしていきます。


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