神奈川県厚木市岡田の岡田保育園は子どもの意欲と思いやりを育てます

社会福祉法人 愛慈会 岡田保育園


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意欲と思いやり

夏まつり

 7/12(金)、「夏まつり」を行いました。当日は、各組が年齢に合った参加をし、お祭りの雰囲気を楽しむ中で、子ども自身が考えたり、友達と協力するなど様々な姿が見られました。

・0歳児組…テラスから見学しました。初めは、たくさん人がいることに、驚いていましたが、おみこしを担いでる年上の子どもの姿をじっと見つめていました。「タタロチカ」などの曲が聞こえてくると、手を叩いたり、身体を揺らす姿が見られ、夏まつりの雰囲気を楽しみました。

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・1歳児組…園庭に茣蓙を敷き、夏まつりの様子を見ました。年上の子ども達が「タタロチカ」、「たこやき音頭」などの曲に合わせ、踊る姿をとても楽しそうに見ていました。その姿を見て、子ども達も真似し、一緒に身体を動かしていました。保育室に戻ってからは、子ども達の好きな「アンパンマン」、「どんぐりマン」の踊りを楽しみました。その後、ヨーヨーを準備すると、目を輝かせ、自分の好きな色の物を選び手に持ち、友達とヨーヨーを交換したりし、初めて手にしたヨーヨーに興味を持っていました。室内に戻ってからも、夏まつり気分を味わいました。

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・2歳児組…園庭のおみこしや踊りをテラスから見学し「わっしょい」と掛け声を掛けたり、年上の子どもの踊りを、真似て楽しんでいました。その後、数人ずつのグループに分かれ出店を回り、自分の好きな玩具やヨーヨー、うちわなどを選び、買い物を楽しみました。お昼寝明けには、「お祭り、帰っちゃったの」と、とても可愛らしいつぶやきが聞かれました。

・3歳児組…お店屋さんを担当しているぞう組の所へ行き「これ下さい」と言いながら、玩具やヨーヨー、うちわなど自分の好きな物を選び、楽しんでいました。自分でチケットと物を引き換えることができたのが、とても嬉しかったようです。
 給食やおやつは、バイキング形式で好きな物を選び、友達と楽しそうに食べていました。また、お代わりも沢山していました。夏まつりを終えた後も、子ども達からは「楽しかった」、「また、やりたい」、「夏まつり、一番楽しい」と言う声が聞かれていました。

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・4歳児組…法被姿の5歳児を見て「かっこいいね」と、窓に額をつけ見入っていました。出店では、一人一人が好きな店から回り、真剣に玩具などを選んでいました。出店を回った後は、友達同士で選んだ玩具を見せ合い「これ、いいね」、「こんなのもあったよ」と、会話が弾んでいました。また、翌週には5歳児の子どもと一緒におみこしを担ぐ機会を設けました。「なんか、ぞう組(5歳児)みたいだね」と言いながら、嬉しそうに「ワッショイ」と大きな声を出し、楽しんでいました。

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・5歳児組…当日、5歳児の子ども達は法被を着たり、ねじり鉢巻きを締めました。保育士や保護者に手伝ってもらいながら着用し、嬉しそうにポーズを決めたり、友達同士で見せ合っていました。おみこしを担ぐと、皆で決めた「ワッショイ」という掛け声を掛けながら、園庭を歩きました。子ども達の元気な声が園庭に響きました。
 出店は、担当を子どもが交代で行いました。それぞれ「うちわ」、「ヨーヨー」、「おもちゃ」、「ボーリング」、「的当て」の店に分かれ、品物を渡したり、ゲームの説明をしていました。自分の役割があることに喜びを感じ、楽しんで行っていました。また、後半に出店の担当を保育士が行っていると、他の子ども達が「手伝ってあげる」と、一緒に手伝ってくれました。別の出店の係の子ども達でしたが、やり方を説明しなくても内容を把握しており手際よく行い、頼もしさを感じました。
 夏まつりの翌週は、4歳児の子ども達と一緒におみこしを担いだり、3歳、4歳、5歳児で「夏まつりごっこ」をしました。皆で踊りを踊ったり、ボーリングや的当て、などのゲームで遊びました。ゲームは、5歳児の子どもが中心となり、年下の子どもに、やり方や並び方を教えてあげる姿も見られました。
 当日までの取り組みや、当日の活動を通し、友達と助け合ったり、自分の役割を果たすなど、様々な経験ができました。より一層、年長児としての自信がついたことと思います。
 一つのことを友達と協力し作り上げ、自分達の考える内容が現実になることの喜びを感じることができたことは、子ども達の「意欲」へ繋がると思います。


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