神奈川県厚木市岡田の岡田保育園は子どもの意欲と思いやりを育てます

社会福祉法人 愛慈会 岡田保育園


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意欲と思いやり

さよなら遠足

 2月16日、厚木市荻野運動公園の体育館を借用し、3歳児、4歳児、5歳児が「さよなら遠足」に出掛けました。卒園を控えた5歳児にとり、保育園での最後の遠足が楽しい思い出となり、子ども同士の交流が深まることを願い、体育館内では様々な身体を動かしながらのふれあい遊びを行ないました。
 “ボール送り”では、次の子に声を掛けながらボールを渡す中、後ろに3歳児が並んでいるとボールを取りやすいよう、少しかがんで渡すなど、自然と相手を思いやる姿も見られました。
 “海賊ゲーム”では、王子様、お姫様、海賊役に分かれ、王子様はお城(陣地)から中央に立っている海賊の間をくぐり抜け、お姫様を助けに行きます。王子様役の子どもは、お姫様役の子と離れないようしっかりと手を繋ぎ、「あっちだ」、「いくぞ」と声を掛け合い、どのように間をくぐりお城(陣地)に戻るか考えるなど、友達と協力し合う楽しさを感じているようでした。
 お弁当の時間になると、「おいしそうだね」、「おにぎり持ってきた」などと、会話を楽しみ、お弁当を食べ終えると、お菓子を広げ見せ合ったり、「これ、あげる」と、交換するなど、友達とやりとりを楽しんでいました。
 午後からは、“なべなべそこぬけ”、“海だよ川だよ”などわらべうた遊びや、“ジャンケン列車”、“しっぽ取り”、“大縄跳び”などを行ないました。
 “わらべうた遊び”では、皆で手を繋ぎ大きな輪を作り、歌に合わせながら全員が輪の中央に集まりました。友達に近づくと、少し照れながら、互いに笑い合うなど、微笑ましい姿が見られました。また、大縄跳びでは、声を合わせ跳んだ数を数えたり、しっぽ取りでは、子ども達が交代で鬼役を行ない、息を切らすほど夢中になって走る姿が見られました。
 最後に、5歳児が2チームに分かれ、リレーを行ないました。リレーは運動会で行ない、子ども達にとり思い出深い競技の1つです。バトンを落とさないようしっかりと握りながら走り、次に待つ友達に大きな声で、「はい」と手渡し、1本のバトンを皆で繋いでいきました。チーム一丸となり、一生懸命走る友達に、「がんばれ」と元気な声援を送り、アンカーがゴールすると、一人一人が達成感に満ちた表情を浮かべていました。
 たくさん身体を動かし、友達とふれあうことで、子ども達からは、「楽しかったね」、「また遊ぼうね」などの喜びの声が聞かれ、楽しい1日を過ごすことが出来ました。5歳児が卒園するまで残り後わずかとなりましたが、異年齢の子ども同士がふれあう中で、互いが刺激を受けながら、遊び方を知り、自分もやってみようと挑戦したり、相手を思いやる気持ちが育つよう、今後も温かく見守っていきたいと思います。


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