夏まつり
7/13(金)、「夏まつり」を行いました。当日は、各組が年齢に合った参加をし、おまつりの雰囲気を楽しむ中で、子ども自身が考えたり、友達と協力するなど様々な姿が見られました。
・1歳児組…テラスや保育室の窓から見学しました。アンパンマン音頭の音楽に合わせてジャンプをしたり、手拍子をし、年上の子どもを真似て踊り、夏まつりを楽しみました。また、室内では、タライに入れてあるヨーヨーを自分で選び、大切そうに持ち歩き、嬉しそうにヨーヨーを見つめる姿が見られました。
・2歳児組…朝から「今日は、おまつり」と夏まつりを楽しみにしていました。おみこしや踊りをテラスから見学し「わっしょい」、「がんばれ」と声援を送り年上の子どもの踊りを、真似て楽しんでいました。そして出店には、子どもが一人一人買い物袋を持ち保育士と一緒に各店をまわり、自分の好きな玩具やヨーヨー、うちわなどを選び、買い物を楽しみました。その後は、ヨーヨーで遊び、とても満足そうでした。
・3歳児組…出店をまわったとき、ある子どもが、友達の持っているうちわを見て「それどこにあったの」と聞きました。その子どもが「あっちだよ」と教えると「ありがとう」とお礼を言い、うちわの出店の方へと走っていきました。子ども達は友達を見て、自分がまだ行っていない出店があることに「気付き」、「友達に尋ね」、教えてもらっていました。その姿から、日々の生活の中で、子ども自身で解決しようとする力が、少しずつ身に付いてきていることを感じました。
・4歳児組…朝、5歳児の子どもが法被を着る姿を見て「私達も、ぞう組になったら着るんだよね」と嬉しそうに話していました。出店が始まると、自分の行きたいお店へ向かい、5歳児から「どれにしますか」と言う問いかけに「これ」と嬉しそうに応えていました。また、玩具の店を探している3歳児に「こっちだよ」と優しく場所を教える姿も見られました。
・5歳児組…朝から子ども達は、満面の笑顔で嬉しさを表していました。法被を着ると気分も更に盛り上がり『みんなで力を合わせておみこしを担ぐ』ことを確認すると、やや緊張した様子も見られました。園庭の中央に置かれたおみこしの周りに集まり、子ども達はおみこしに手を添え、肩に乗せ「わっしょい、えっさ」、「わっしょい、わっしょい」とみんなで考えた掛け声をかけながら、園庭を1周しました。
おみこし作りについては子ども達が、「どのような形にしようか」、「どのような材料を使ったらよいか」などと考え、意見を出し合うなかで、手型や自分を描いた絵を貼ることに決まりました。そして、制作している間も「こうするのはどうかな」、「ここにも付けるといいね」と一つ一つを丁寧に考え、みんなで協力しながら作り上げました。
子ども達は、元気良く掛け声をかけながら、楽しんで担ぎました。夏まつりを終え、子ども達は「楽しかった」と言う一言で表現していますが、おみこしを作り上げるまでの過程には、様々な思いがたくさん込められていると思います。一つのことを友達と共に達成したという経験は、子どもにとり「生きる力」の源になることを願っています。