神奈川県厚木市岡田の岡田保育園は子どもの意欲と思いやりを育てます

社会福祉法人 愛慈会 岡田保育園


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岡田保育園園児の保護者より

子どものつぶやき

・ある日、子どもが滑り台の上から下にいた保育士に向かい話しかけました。
  子ども「先生の頭、白くなっているよ。」(白髪に気付いたようです)
  保育士「どうしてかな。」
 子どもは暫く考えた後、
  子ども「そうか、先生の頭の上に雪が降ったんだね。いいな。」

・子どもが“プリキュアになりたい”と願い事を書いていました。
  保育士「○○ちゃん、プリキュアになりたいのね。」
  子ども「うん。前はプリキュアになりたかったんだけど、今はAKB48になりたいの。だから、先生がプリキュアになってもいいよ。」
  保育士「ありがとう。でも、プリキュアになったら、保育園に来れなくなってしまうから、毎日保育園に来て、○○ちゃんや、保育園の皆と遊んでいる方が楽しいな。」
  子ども「大丈夫。プリキュアはテレビの世界だから、日曜日になったら、テレビの中に行けばいいんだよ。」  
  保育士「…考えてみるね。」

 子ども達には、大人が想像もつかないような、空想の世界が広がっています。そして、生活の中で何か疑問を感じた時、空想の世界や、自らの経験で得た様々な情報の中から、一生懸命に答えを導き出そうとしています。この時、子どもから出た考えが、現実と合っているかということよりも、自ら考え、自分なりの答えを導き出すという過程が大切なのだと思います。
 子どもの疑問に対し、大人が情報を全て教えることは簡単ですが「どうしてかな」などの疑問を返すことで、考える力(知りたいという探究心)が育まれていくのだと思います。

保育園時代を共に過ごした仲間との関わりを、成長した現在も大切にしている卒園児たちの嬉しい訪問

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 学校が春休みに入った3月下旬頃から、当園の卒園児達が足を運んでくれました。
3月31日には、2001年度の卒園児達が中学校を卒業し、高校入学前に保育園時代の同窓会を行い、その時の集合場所を保育園としていました。すっかり背も伸び、大人っぽくなっていましたが、笑顔の中に保育園時代の面影があり、それぞれ個性豊かに成長していました。
 卒園児達は、その当時の文集やアルバムを楽しそうに見た後、保育室内を見学し「小さい頃は、広く感じたのに狭く感じる」と言っていました。そして、在園児達が卒園児に「抱っこ」と甘えてくると、抱きしめながら「私達も、こんなに小さかったの」と当時を思い出し、月日の流れを感じているようでした。
 こうして、卒園児達が立派に成長したこと、また、人と人との繋がりを大切にしていることを嬉しく思います。それぞれ成長してきた過程で、友達や周囲の人との関わりが、十分に繰り返されてきたことを感じました。保育園での生活では、時にはお互いの気持ちがぶつかり合うこともあったと思います。その中で、お互いを認め、相手を受け入れていくという経験を何度も繰り返すことにより、「コミュニケーション能力」、「協調性」、また「問題解決する能力」など、「生きる力」が育くまれていくと思います。保育園で経験したことが結果として出るのは、10年先になるか、または、社会人となった時かもしれません。長い道のりの中、今回こうして卒園児達の姿を見て、保育をしていく上で大きな励みとなりました。
 卒園児の皆さんが、これからも一歩一歩着実に未来へ向かう姿を、私達は温かく見守らせていただき、応援していきたいと思います。
 

バス遠足(2歳児、3歳児)

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 昨年9月28日、2歳児、3歳児が、バス遠足で児童野外活動センター『こどもの杜(もり)』(横浜市青葉区)に行きました。昨年度まで、親子遠足を行っていましたが、今年度より子どもを主体とした考えのもとに、子ども同士や職員と交流を深めながら、楽しく過ごすことのできる行事へと変更しました。
 当日の朝、バスに乗ることを楽しみにし、目を輝かせている子どもや、「今日は、カレーを食べるんだよね」と嬉しそうに話している子ども等、期待に胸を膨らませている様子が見られました。バスに乗ると、子ども達は少し緊張した様子でしたが、歌やクイズを楽しみながら目的地へ向かいました。
 こどもの杜に着くと、職員の方々より話を聞きました。その後、プレイルームでは、滑り台やトンネル等の複合遊具や、家の形の遊具、大型積み木、ビニール製の木馬、ボール等様々な物がある中、自分で好きな遊びを見つけて伸び伸びと遊びました。
 楽しく遊ぶ中で、しか組の子ども達が大型積み木を積み上げ始めると、それを見たうさぎ組の子ども達は真似をし、同じように積み上げ始め、自分の背よりも高く積んで喜んでいました。また、小鳥や金魚、ウサギ等の小動物も見ることができました。ウサギの周りに集まると「お水飲まないのかな」、「ご飯どうぞ」等と話し、友達とのやりとりを楽しみながら、嬉しそうに触れ合う様子が見られました。
 子ども達は満足のゆくまで遊び、保育園に戻った後も「楽しかったね」、「バス乗ったね」等と嬉しそうに話す姿が見られました。小動物と触れ合うこと、異年齢児との関わり等、普段とは違う環境の中で様々なことを経験し、その中で多くの刺激を受け、充実した時間を過ごせたことと思います。

1歳児みかんの皮剥き

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昨年11月、給食にみかんが出た際、自分で皮を剥ける子どもは少なく、1/2に切られた皮付きのみかんを前に、殆どの子どもが保育士に「やって」とみかんを差し出していました。中には、皮を剥いてもらう順番が待ちきれず、皮ごと食べようとする子どももいました。しかし、12月頃になると、一人で皮を剥けるようになった子どもが増え、その姿を見た他の子ども達も刺激を受け、『自分でやってみよう』と、意欲的に皮を剥き始めるようになりました。親指をみかんの皮と実の間に入れようとすると、どうしても果肉の部分に指が入ってしまい、果汁が溢れて出てしまうこともありましたが、それでも「自分で(やる)」と一生懸命に行なっていました。そうした子ども達の意欲に応じ、最初は皮を1/3ほど剥いた状態でみかんを渡し、その後、皮は剥かずに切り込みのみを入れるなど、一人一人の指先の発達に合わせ、段階を踏んで経験できるようにしていきました。すると、子ども達は直ぐに皮を剥くコツを掴み、今年の1月には、殆どの子どもがみかんの皮を自分で上手に剥けるようになりました。給食にみかんが出る度に、喜んで皮を剥き食べています。また、「自分でできた」という達成感から、子ども達は更なる段階への意欲を持ち、現在では菓子の袋を開けようとしたり、ヨーグルトの蓋を開けることにも挑戦しています。
 子ども達が食べることに対して喜びを感じながら意欲的に食事ができるよう、一人一人の子どもの発達に合った援助をし、これからも明るく楽しい雰囲気づくりを大切にしていきたいと思います。

0歳児室内遊び

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 0歳児の子ども達は、這い這いや伝い歩き、歩行など、今の発達段階に応じた移動手段で興味を持った場所へと移動し、見たり触れたりし、時には友達とふれあいながら様々な体験を積み重ね、心身共に成長しています。身体の発達に伴い、高い場所に興味を持ち、“登りたい”という意欲が芽生え始めました。そこで、保育室内に20cm程の高さの大きなマットを一つ用意し、子ども達の発達に応じた環境を設定しました。最初のうちは、四つ這いで登り、マットの上で遊ぶ最中、バランスを崩し滑り落ちそうになることもあり、保育士は必ず子ども達の傍に寄り添い、見守る必要がありました。その後、毎日遊びを繰り返すことで、次第に足腰や腕の力の入れ方が身に付き、バランスを取りながらマットの上で立つことを喜ぶようになりました。また、マットから降りる際は、四つ這いの体勢になり、足元から安定して降りることができるようにもなりました。
 マットを使った遊びに慣れてくると、“次のことに挑戦したい”という意欲が子ども達に芽生えてきました。そこで、マットの他、高さ30cmの台や滑り台を加え、室内の数か所で登り降りが楽しめるようにしました。歩行が安定している子どもは、台に軽く手を付くだけでスムーズに登れるようになり、その後、保育士に「ジャンプ(させて)」と伝え、両手を支えてもらいながら跳び上がるように降りることを喜んでいます。遊びを繰り返し経験する中で、自分の思うように身体を動かし、また、徐々に自分で身を守る方法を覚え、今では、子ども達が活発に遊ぶ姿を安心して見守ることができるようになりました。
 子ども達は、こうしたい、こうして欲しいといった要求があると、喃語(まだ言葉にならない段階の声)を発し、身振りや手振りを加えながら一生懸命に伝えようとしています。子ども達のサインに、「どの遊びがいいかな」、「これをやりたいのね」などと言葉を掛け、子どもの思いを丁寧に受け止めるようにしています。また、新たな成長が見られた時には「上手ね」、「嬉しいね」と喜びを共有し、子ども達が満足感を持ち、更なる成長・発達に繋がるような関わりを心掛けています

5歳児鉄棒

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 5歳児組の子ども達は鉄棒の逆上がりの練習を行なっています。朝の体操や運動遊びが終わるとすぐに、子ども達自ら鉄棒の前に並び、意欲的に取り組む姿が見られています。昨年度、逆上がりの練習を一生懸命行なう5歳児の子どもの姿を見て大きな影響を受け、「自分も鉄棒の逆上がりが出来るようになりたい」と憧れを抱くようになりました。練習を始めた当初は、腕や腹部・足に力が入らず、思うように体が持ち上がらず悔しがる姿も見られました。しかし、練習を重ねるごとに、「腕が伸びていたからだろうか」、「足が揃わなかったからだろうか」、「どうしたら足が上に上がるのか」と一人一人が自分の出来ない理由を考えるようになりました。また周囲の子ども達も、「腕に力を入れたら出来るよ」、「お腹にも力を入れた方がいいよ」などとアドバイスをしてくれ、積極的に楽しみながら、繰り返し逆上がりに挑戦する姿が見られました。前回よりも足が少し上がり、自分の力で出来るようになった時には喜び合い、一人一人が友達のその時の努力や喜びを共有していました。こうした毎日の経験の中で、子ども達は考える力が育ち、周囲の刺激を受け意欲を持ち臨んでいくようになりました。体力的にも腕や脚に力が付き、少しずつ逞しくなったように思えます。鉄棒の逆上がりが出来るようになってからも子ども達は、「今度は足がもっと上に上がるようにしよう」、「次は鉄棒を持つ手の位置を変えて(交差、互い違い)挑戦してみよう」などと一人一人が自信を持ち、自分なりの課題を持ち取り組んでいます。

避難訓練

 月1回実施している避難訓練、3月は地震が発生した後、火災も発生した状況を想定した訓練を行いました。
「地震発生」の放送が入ると、子ども達は机の下に身を隠したり、広く安全な場所に集まり揺れが収まるのを待ちました。揺れが収まった後、施設内より「火災発生」の放送が入ると、4歳、5歳児の子ども達は、煙を吸わないよう身を低くし、手や洋服などで鼻や口元を覆い、保育士の指示を聞き、速やかに避難することができました。
 園庭へ避難し人員確認をした後、3歳以上児は「身を守る訓練」を行いました。防災頭巾の使用の仕方を確認し、5歳児が子ども達の前に出て防災頭巾を被る実演をしました。また、担当保育士より「おかしも」の話がありました。「おかしも」とは、お=押さない、か=かけない(走らない)、し=喋らない、も=戻らない、という災害時の行動についての標語です。子ども達は真剣な表情で話を聞き、自分の知っていることを友達に伝えるなど、積極的に発言していました。
 いつ起こるかわからない自然災害に対し、職員も子どもも、いざという時に慌てず対応できるように、避難訓練を行なうことや、自分の身を自分で守る方法を知ることの大切さを伝えていきたいと思います。

学生の方による手作り壁面装飾

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 昨年、厚木市内の保育園(認可保育園2園・私設保育園4園)の交流を深めるため、「仲良し陶芸」の開催前に、会場提供のご協力をいただくため、厚木市内にある湘北短期大学を訪問しました。その際、保育学科 造形の大塚習平准教授から、学生の方々が、壁面装飾(レリーフ)を製作していることをお聞きしましました。そこで、大学内にて展示終了後の壁面装飾(レリーフ)の借用をお願いしました所、快くご承諾いただき、当園の各保育室と玄関ホールに飾りました。作品を目にした子ども達から、様々な反応がありました。
 0歳児、1歳児は、“凧”や“雪だるま”などについて、はっきりとした認識はありませんが、色取り取りの絵や飾りを見ては指を差し、「きれいね」と保育士に伝えるなど、作品の前でふと立ち止まって眺め、嬉しそうに手を伸ばし触れようとする姿が見られました。
 2歳児は、干支の絵柄が描いてある凧を見て楽しそうに「犬」、「蛇」などと言いながら知らせてくれていました。作品を通じ、色と形に強い関心を示すようになり、じっと見つめる子ども達の姿が印象的でした。
 3歳以上児は、作品が飾られると、「わー、きれい」、「雪だるまがいるよ」などと、細かな部分に目を向けながら友達との会話を楽しんでいました。5歳児になると、「何で作ったのかな」、「どうやって作ったのだろうね」と、素材や作り方について興味を示し、自分達もやってみたいという気持ちを持ったようです。
 これからも、季節を感じることのできる作品、風景画などを通して、子ども達の心の中に様々な感情が芽生え、情緒豊かに育ってくれることを願っています。

3歳児コーナー遊び

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 保育室にお絵かき、おままごと、ブロックなど遊びのコーナーを設け、子ども達は自分で好きな遊びを選び、意欲的に遊ぶ姿が見られます。その中の遊びの一つに、セレクターボール(ビー玉ころがし)という玩具があります。穴の開いた積み木や溝のある積み木を組み合わせ、ビー玉を転がして遊びます。3歳児は最初、5歳児の遊んでいる様子を興味深く見ていました。その後、自分達も「やってみたい」という気持ちが強まり、ビー玉を貸してもらい遊び始めました。子どもは、ビー玉が転がる様子を目で追いながら楽しんでいました。ところが、何度かビー玉を転がしていくと積み木が崩れてしまい、自分達で直そうとしても上手くいかず、また、積み木の組み立て方で意見が分かれることもあり、遊びが続きませんでした。子ども達はどうしたら良いか考え、5歳児に「壊れたから作って」と声を掛けました。5歳児は直ぐに作り直し、組み立て方を教えてくれました。また、友達同士の関わり方が上手くいかない時は、5歳児が優しく声を掛けてくれました。今では友達と協力し、自分達で玩具を出し、テーブルの上に土台を置き遊んでいます。友達と組み立て方を相談し「ここを高くしよう」と言いながら、また、6個のビー玉を「貸して」「いいよ」などとやりとりを楽しみ、順番に交替して使うこともできるようになりました。
 5歳児と一緒に関わる中で、遊びを教えてもらい楽しみ、友達との関わり方や自分達で考える力が育ちました。これからも、子ども達の成長する姿を見守っていきたいと思います。

0歳児食事の様子

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 午前中十分に遊び、空腹を感じた子ども達は、食事の部屋まで這い這いや歩行などで自ら移動してきます。準備された食卓椅子に座り食事が配膳されると、お皿の中から好きな物を選び進んで手を伸ばしています。1歳の誕生日を過ぎた頃になると、保育士の介助で食事を食べさせてもらうことよりも、自分で食べてみよう・自分で食べたいといった意欲が芽生えてきます。スプーンを片手に持ちながら、反対の手を使い摘んで口へと運び意欲的に食べています。時には、口に入りきらない程の量を手掴みし口に入れようとしたために、零れたり、口の周りについてしまうこともあります。そんな姿も子どもらしく、食べたいという気持ちの表れだと感じます。手掴みでの食事が上手に行なえるようになってきた子どもには、スプーンを使い食べることをさり気なく知らせ、一人一人の成長発達の段階に合わせた援助を心掛けています。子ども達が成長する中で芽生える意欲を大切にすることで、自分でできたことに対しての満足感を味わい、次の発達段階へのステップとなるように配慮しています。


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