神奈川県厚木市岡田の岡田保育園は子どもの意欲と思いやりを育てます

社会福祉法人 愛慈会 岡田保育園


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意欲と思いやり

2019年度 夏まつり

7/13(金)に夏まつりを行いました。踊り、おみこしを担ぐ、お店、おやつバイキングなどを楽しみました。

ひよこ(0歳児)組
ホールへ行くと、普段とは異なる雰囲気に、少し驚いた様子でしたが、3歳以上児組の子ども達がお祭りを楽しむ賑やかな様子を見たり、ヨーヨーの入ったプールに手を伸ばし、水を触ろうと興味を持つ子どももいました。
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りす(1歳児)組
数名ずつに分かれてホールに行きました。ヨーヨーのお店では、自分の好きな色を選び、嬉しそうに保育室へ持ち帰る姿が見られました。午後は保育室にタライを用意し、ヨーヨーを入れて、夏まつりの余韻を楽しみました。
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うさぎ(2歳児)組
 「海と海賊」という夏まつりのテーマを楽しめるよう、バンダナを頭に巻き、ホールへ行きました。数名ずつに分かれて回り、ぞう組の子どもに案内されながら、欲しい玩具を選ぶなど、一人一人お店を回ることを楽しんでいました。
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3歳以上児組
夏まつりに向けて、ぞう組の子ども達が話し合い、テーマを決めました。様々な意見が出た中で、今年度は「海と海賊」に決まりました。おみこしは、段ボールに画用紙や絵の具で色付け「海賊船」を作りました。完成したおみこしを見て、子ども達は大興奮し、当日に担ぐことを心待ちにする様子も見られました。
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夏まつり当日までに、しか組、きりん組、ぞう組が協力して、手作り玩具を作りました。トイレットペーパーの芯を使った望遠鏡や無地の団扇にペンやシールで色付けした物など、子ども一人一人の個性溢れる手作り玩具が完成しました。また、しか組、きりん組は、室内の装飾として、魚の形に切った画用紙に顔を描いたり、模様を描くなど、海の雰囲気作りを楽しんでいました。
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当日は、練習してきた踊り「ひょっこりひょうたん島」、「小さな海賊」を元気いっぱい披露しました。そして、ぞう組の子ども達がおみこしを担ぎ、他の組の子ども達も一緒に「わっしょい、わっしょい」と盛り上がりを見せました。各お店は、ぞう組の子ども達が店番をし、来た子どもを優しく案内する姿が見られ、任されたことを皆で協力し、最後までやり通すことで、大きな成長を感じました。
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2018年度 さよなら遠足

 2月22日(金)に湘北短期大学(厚木市)の体育館を借用し、3歳、4歳、5歳児組の子どもが「さよなら遠足」に出掛けました。5歳児組の卒園を前に、今まで一緒に遊び、共に生活してきた子ども達が、運動遊びを通し、お互いに成長・発達を喜びながら一日を過ごしました。場所は、湘北短期大学(厚木市)の体育館を借用しました。
 事前に5歳児に「やりたいこと」を相談したところ、「猛獣狩りゲームやりたいな」、「リレーをやりたい」など、今まで楽しんできた遊びを思い返しながら、自分の意見を伝える姿が見られました。

・しっぽ取りゲーム
 遊ぶ組み合わせを「4歳児組と5歳児組」、「3歳児組と保育サポーター(保護者) と職員」など、工夫して行いました。「頑張れ」と応援する声が体育館に響いていました。
 3歳児のAさんはどうしたらしっぽを取られないかを考え、自分なりに工夫し「しっぽ(ハチマキ)を短くしたから取られなかった」と保育士に報告していました。
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・海賊ゲーム
 3つの役に分かれ「海賊」にさらわれた「お姫様」を「王子様」が助けに行くゲームです。4歳児のAさんは、途中で転び、泣き出してしまいました。すると、Bさんが「どうしたの」と心配そうに声を掛けました。Aさんは「あのね…」と説明し、悲しい気持ちを友達に受け止めてもらっていました。その後、Aさんは笑顔でゲームに戻りました。
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・パラバルーン
 「メリーゴーランド」、「ドーナツ」などの演技を皆で力を合わせて楽しみました。「ドーナツ」は、パラバルーンの裾に包まるため、身体のバランスを取ることが難しい様子でした。難しいことに挑戦することも、楽しさのひとつだったようで「もう一回やりたい」とリクエストがありました。
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・昼食
 楽しみにしていたお弁当には、ゼリーが入っていました。一人一人、絵柄や色の違うゼリーを見て「これはぶどうかもしれない」、「黄色いからバナナかな」と友達同士で味を想像していました。4歳児のCさんは「皆で食べると美味しいね」と笑顔で話していました。
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・午後の自由遊び
 「縄跳び」、「フラフープ」、「ボール」の中から好きな遊具を選び、自由に遊びました。5歳児が3歳児のボールを拾ってあげたり、4歳児と一緒に大縄跳びをするなど、異年齢での交流が見られました。
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・リレー
 5歳児が紅白に分かれて対戦しました。白組が勝ちましたが、紅組の子どもも「楽しかった」と皆で一緒に喜んでいました。
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 帰りの車中では「先生、今日は楽しかった」と呟く子どもがいました。そして、遊び疲れたようで、すやすやと眠る子どもの姿も見られました。
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 3歳、4歳、5歳児組の子ども達は、生活や遊びを共にしています。その中で、年上の子どもが年下の子どもを助け、思いやり、年下の子どもは年上の子どもを真似、自ら学ぶ姿が見られています。
 今後も、こうした異年齢の関わりや、子どもが自ら成長していく過程を大切にしていきたいと思います。

2018年度 12月の集い

12月14日(金)に「12月の集い」を開催しました。
 3歳児、4歳児、5歳児は保護者の前で「楽器遊び」、「踊り」、「オペレッタ」を披露したり、サンタクロースが登場するなど、1日を通してクリスマスの雰囲気を楽しみました。

当日の様子

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◎3歳未満児組(0、1、2歳児組)
 0歳児組の子ども達は、『赤鼻のトナカイ』や『ジングルベル』などのクリスマスの曲を聞き、身体を動かしたり、リズムに合わせて手を叩くなど、雰囲気を楽しんでいました。1、2歳児組の子ども達は、保育室でクリスマスのDVDを観ました。サンタクロースが登場すると「サンタさんだ」と、嬉しそうな歓声が上がりました。また『ジングルベル』の歌が流れると、一緒に口ずさむ子どもの姿も見られました。

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◎3歳児組
 楽器遊びを楽しむ子ども達の姿が見られたため、12月の集いで披露しました。当日は、サンタクロースを飾り付けした手作りの三角帽子を身に付け「カスタネット」、「鈴」、「タンブリン」から好きな楽器を選び『山の音楽家』の曲に合わせて音を鳴らすことを楽しみました。最初は、少し緊張していましたが、曲が流れると笑顔になり、自由に表現することを楽しんでいました。楽器ごとに披露し、最後は全員で演じました。友達と笑いあいながら音を鳴らすことを楽しむ姿が見られました。

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◎4歳児組
 「R.Y.U.S.E.I」、「ダンシングヒーロー」、「パプリカ」の3つの曲に合わせ、踊りを披露しました。テレビ等で見た振り付けを覚えており、曲を流すと歌を歌いながら踊る姿が見られました。また、前後の列を入れ替わるなどの動きも、子ども同士で声を掛け合い、行う姿が見られました。当日は、多少の緊張は見られましたが保護者も前で自信を持って踊りを披露していました。子ども達の笑顔が広がり、元気な掛け声が響き渡りました。

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◎5歳児組
 音楽に合わせて踊ったり、身体を動かすことが大好きなため「ブレーメンの音楽隊」のオペレッタを行いました。子どもから「振り付けを考えたい」という声が聞かれ、友達と一緒に振り付けや動きを考える姿が見られました。当日は「緊張しちゃう」と言いながらも、朝から楽しみにしている子どもの姿がたくさん見られました。大勢の観客を前に、恥ずかしがる姿も見られましたが、友達と一緒に役になりきり、楽しんで行っていました。終了後は「みんなでできて楽しかったね」と、話す子どもの姿も見られました。

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 子ども達が「赤鼻のトナカイ」、「あわてんぼうのサンタクロース」を元気よく歌っていると、サンタクロースが登場しました。子ども達は目を輝かせ、質問をしたり、握手をしてもらうなど、嬉しそうにしている姿が見られました。また、午後は「ケーキ」、「ゼリー」、「煎餅」、「ラムネ」、「みかん」、「ポップコーン」のおやつバイキングを楽しみました。
 保育士や保育サポーターの保護者がサンタの帽子を被ったり、キャラクターの仮装をするなど、園全体でクリスマスの雰囲気を楽しみました。

2018年度 7、8月の様子

 今年の夏は高温の日が続き、戸外遊びを控えることもありましたが、水遊びやスイカ割りなど、夏ならではの活動を楽しみました。

ひよこ(0歳児)組
0歳児組は、テラスで水遊びをしました。タライに水を入れると、手で水面を叩き、水しぶきが上がる様子を楽しんだり、ジョウロから出る水に興味を持ち、触れていました。水遊びを初めて行う子どももいましたが、保育士と一緒に少しずつ水に慣れ、親しんでいました。

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りす(1歳児)組
1歳児組は、園庭で水遊びをしました。初めは、裸足で園庭に出ることに戸惑う姿が見られましたが、タライに入っている水を見ると、声を上げ喜んでいました。クジラ型の噴水から出る水しぶきを浴びたり、水溜りに入り、手で触ったり、足踏みをして、泥の感触を楽しむ姿も見られました。

うさぎ(2歳児)組
 昨年は、園庭での水遊びが主でしたが、今年は屋上で水遊びをしました。ビニールプールでは、バケツやシャベルで水をすくい、友達と身体にかけ合ったり、一緒に『ワニ歩き』を楽しんでいました。水遊び最終日は、3歳以上児組が使用しているプールに入りましたが、怖がることなく「大きいプールだ」と喜び、大きな水しぶきを上げ、楽しんでいました。

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しか(3歳児)組
3歳児組では『スライム遊び』をしました。「片栗粉」、「水」、「食紅」を混ぜ合わせると、紙皿の中では柔らかく、手の平の上に乗せると固まるという、不思議な感触に、子ども達は興味を示していました。手が汚れることを嫌がり、最初は友達の様子を見ていた子どももいましたが、人差し指でそっと触れるなど、自分のペースで楽しんでいました。友達と一緒に何度も感触を楽しみ、1時間程集中して遊ぶ姿が見られました。

きりん(4歳児)組
屋上のプールに入り、水に慣れ親しみながら、友達と水をかけ合うなどして楽しみました。顔に水がかかることが苦手な子どももいるため、事前に子ども達に知らせることで「○○ちゃんには、水をかけないで」と教え合う姿が見られました。8月に入り、子どもの様子に合った3つのグループで水遊びを行いました。遊び方に合わせ、自分でグループを選択できるように、のびのび遊べる環境を整えることで、子ども一人一人が満足して、水遊びを楽しむことができました。

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ぞう(5歳児)組
水遊びでは、友達同士で水をかけ合ったり、一緒に潜ったり泳ぐなどして楽しみました。「きりん組のときはできなかったけど、ぞう組になったらできるようになった」と自信を持って、取り組んでいました。また『卒園までに行いたいこと』の中に『スイカ割り』があり、8月に行いました。大きなスイカを見て「大きいから割れるかな」と言う子どもや「絶対割るぞ」と意気込む子どももいました。友達がスイカ割りを行っている時は、大きな声で応援していました。無事にスイカも割れ、皆で一緒に食べることができました。

2018年度 夏まつり

7/13(金)に夏まつりを行いました。踊り、おみこしを担ぐ、お店、おやつバイキングなどを楽しみました。

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ひよこ(0歳児)組
保育士のおんぶや抱っこで、夏まつり会場(ホール)に行きました。賑やかな空間を不思議そうに見渡したり、気になる物があると「あっ、あっ」と、腕を伸ばして指差していました。色とりどりのヨーヨーや手作り玩具に興味を持ち、触ったり、5歳児に手作り玩具を手渡してもらい、嬉しそうでした。

りす(1歳児)組
少人数ずつ、ホールに行きました。普段と異なる保育室の雰囲気に戸惑う子どももいましたが、お祭りの音楽を聞いて身体を動かしたり、自分で選んだヨーヨーを片手に持ちながら、楽しそうに保育室内を歩いていました。

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うさぎ(2歳児)組
ホールに着くと、ヨーヨーや手作り玩具をどれにしようかと迷いながら、じっくりと選んだり、次はどのお店に行こうかと、周りを見渡す姿が見られました。「夏まつりはどうだった」と保育士が尋ねると、「お店屋さんがたくさんあった」、「綺麗なヨーヨーがもらえた」など、笑顔で話していました。

しか(3歳児)組
夏まつりの踊りは、年上の子どもが踊る姿を見て覚え、当日は、元気にのびのびと踊る姿が見られました。また、お店は自分で考えながら回りました。金魚すくい、的当て、好きな玩具を選ぶ時など、年上の子どもに教えてもらい、嬉しそうにしていました。子どもは「楽しかった」、「ご飯が美味しかった」、「またやりたい」と、笑顔で話していました。

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きりん(4歳児)組
友達と手を繋ぎながら「あそこにヨーヨーがあるよ」、「次はボウリングに行こうよ」と、笑顔でお店を回っていました。お店を回り終えると、選んだ玩具を友達同士で見せ合い、楽しそうに話をしていました。「ぞう組(5歳児組)になったら、おみこし作りたい」、「お店屋さんもやりたい」と、来年度に期待を膨らませていました。

ぞう(5歳児)組
当日の朝、法被を着ると気持ちが引き締まり、力を合わせて作った『宇宙船おみこし』を、元気いっぱい担ぎました。お店では、交代で係の仕事に取り組み、お店に来た年下の子どもに優しく接する姿が見られました。自分の係の役割を務めながら、年下の子ども達に優しく接し、生き生きとした表情で夏まつりの時間を過ごしていました。

 夏まつり当日を迎えるまで、5歳児を中心に、アイデアを出し合いながら準備を進めてきました。おみこし、手作り玩具、ポスターなど、全員が楽しみながら準備に参加し、その姿を見ていた4歳児、3歳児も「僕も(私も)やりたい」と、一緒に準備をする姿が見られました。踊りは、最初は、踊らずに離れて見ている子どももいましたが、友達が楽しそうに踊る姿を見て、次第に輪の中に入り、楽しそうに笑いながら踊っていました。
『夏まつり』を楽しむという一つの目的に向けて、友達と考え協力して取り組むことや、一緒に楽しい時間を過ごしたことで、子どもの達成感や自信に繋がり、日々の生活の中で、さらなる成長を感じることができました。

2018年度 5歳児が卒園までにやりたいこと(計画編)

 当園の保育活動には、「園児の発想を取り入れた活動」があります。今年度も、4月に、ぞう組(5歳児組)が、「卒園までにやりたいこと」を話し合いました。「ユニバーサルスタジオジャパンに行きたい」、「ガムを沢山食べたい」など、いろいろな案が上がり、話し合いの結果「7つの願い事」が決まりました。子ども達の取り組む過程を大切にし、具体的な内容を子ども達と相談していきます。

1.ロマンスカーに乗りたい
昨年度の5歳児が「生命の星 地球博物館(小田原市)」に行ったことを思い出し「行きたい」と声が上がりました。

2.アイスを食べたい
「夢未市(厚木市温水)」に行き、自分で選んだアイスを食べることを計画中です。

3.ハローウィーンごっこがしたい
手作りの衣装を着て保育園の周辺を歩いたり、保育園で迷路などの遊びをします。

4.ピクニックがしたい
お弁当を持って、園外に行きます。
  
5.お菓子を作りたい
クッキーやケーキを作ります。

6.スイカ割りがしたい
夏に園庭で行えるよう、計画中です。

7.映画を見たい
保育室で大きなスクリーンを使用し、DVDを観る予定です。

2017年度 5歳児が卒園までにやりたいこと(後編)

4月、5歳児組の子ども達が「卒園までにやりたいこと」を話し合い、9つの「やりたいこと」が決まりました(9月までに行ったことは「前編」に記載しています)。

1.ロマンスカーに乗り「生命の星 地球博物館(小田原市)」に行きたい
12月20日、ロマンスカーで小田原まで行きました。

2.アイスを3回食べに行きたい
3回目は、天候により、なかなか実行することができませんでしたが、3月15日、日差しが暖かい日に、夢未市(厚木市温水)へ行き、アイスを食べることができました。

3.ハローウィーンごっこがしたい
10月31日に行いました。自分で作った衣装を着て園の周りを歩いたり、お化け屋敷(迷路遊び)や、「隠れオバケ探し(園内に隠れているオバケを探す遊び)」をしました。

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4.探検したい
11月7日、七沢森林公園(厚木市七沢)に行き、山歩きを楽しみました。

5.お弁当を持って公園に行きたい
1月26日、給食のごはんで、おにぎりを作りました。おかずは、レイアウトを自分で考えながら、弁当箱に詰めました。出来上がったお弁当を持って公園へ行き、みんなで食べました。

6.「防災の丘公園」に行きたい
9月に行きました。

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7.バーベキューをしたい
10月27日、園庭にテントとバーベキューコンロを設置し、バーベキューをしました。給食の「タンドリーチキン」をコンロで焼き、食べました。その後、テントの中に布団を敷き、キャンプ気分で昼寝をしました。午後のおやつは、りんごを焼いて、焼きりんごにしました。「自分で焼いたものを食べる」ことを楽しく経験しました。

8.新幹線が見たい
12月に「生命の星 地球博物館」に行った帰りに、小田原駅で新幹線を見ました。

9.映画を見たい
7月に行いました。

無事に、9つの「卒園までにやりたいこと」を達成することができ、子ども達は「やったあ」と大喜びでした。
この保育活動は、卒園までの一年間、自分達で考えたことを主体的に計画し、友達と一緒に様々な経験をし、達成感を味わったり楽しく過ごせるようにしています。「色々な約束を守れるようになったから、こんなことができるんだ」と、成長した自信にも繋がっています。年下の子ども達は「ぞう組(5歳児組)になったら…」と、楽しみにしているようです。来年度も、子ども達と相談しながら楽しい活動を計画していきます。

2017年度 「12月の集い」

写真①ぞう組合奏.JPG写真②きりん組踊りと歌.JPG写真③しか組手遊び.JPG
 12月15日(金)に「12月の集い」を開催しました。1日を通し、クリスマスの雰囲気を楽しむ行事です。5歳、4歳、3歳、2歳児組は、保護者の前で「手遊び」や「歌」、「踊り」、「合奏」などを披露しました。普段と違う会場の雰囲気に緊張したり、張り切って取り組むなど、様々な姿が見られました。

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 プレゼントを持ったサンタクロースも登場しました。皆で一緒に「あわてんぼうのサンタクロース」を歌ったり、色々な質問をして答えてもらいました。
当日まで、子ども達は、ツリーや保育室を飾り付け「サンタさん、来てくれるかな」と、楽しみに待つ様子が見られ「来てくれた」、「大きかったね」と目を輝かせながら話していました。サンタクロースから子ども達へのプレゼントは「絵本」でした。

午後は「おやつバイキング」を楽しみました。特別ゲストの「あゆコロちゃん」の登場に、子ども達は声を上げて喜び、手を振ったり握手をしてもらいました。

数日後、子ども達から「歌や踊りをもう一回やりたい」、「年下の子ども達にも見せてあげたい」という提案もあり「12月の集いごっこ」を行いました。3歳未満児組の子ども達を招待し、合奏や踊りなどを披露しました。

2017年度 5歳児が卒園までにやりたいこと(前編)

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 当園の「年間行事予定」に「園児の発想を取り入れた活動」というものがあります。4月、ぞう組(5歳児組)が、「卒園までにやりたいこと」を話し合いました。「トイザらスに行きたい」、「飛行機に乗って遠くへ行きたい」など、いろいろな案が上がり、話し合いの結果「9つの願い事」が決まりました。

1.ロマンスカーに乗り「生命の星 地球博物館(小田原市)」に行きたい
昨年度の5歳児が行ったことを思い出し「行きたい」と声が上がりました。

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2.アイスを3回食べに行きたい
1回目は、5月25日に、近隣のスーパーで自分の好きなアイスを選び、公園で食べました。2回目は、9月22日に「夢未市(厚木市温水)」に行き、自分で選んだアイスを食べました。3回目については計画中です。

3.ハローウィーンごっこがしたい
10月に行う予定です。昨年度は、手作りの衣装を着て保育園の周辺を歩いたり、保育園で迷路などの遊びをしました。今年度は、どのように行うか、子ども達と相談しています。

4.探検したい
「七沢森林公園」での散策を予定しています。
  
5.お弁当を作って公園に行きたい
どのように行うか、子ども達と相談しています。

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6.「防災の丘公園」に行きたい
9月22日に、徒歩で「防災の丘公園(厚木市温水)」に行き「ふわふわドーム」、「大型滑り台」や保育園から持参したボールなどで遊びました。

7.バーベキューをしたい
どのように行うか、子ども達と相談しています。

8.新幹線が見たい 
「生命の星 地球博物館」に行く際、ロマンスカーで小田原に行くので、新幹線を見る時間を作る予定です。

9.映画を見たい
「夏まつり」の午後、保育室で大きなスクリーンを使用し、DVDを観ました。

具体的な日にちや内容、必要な準備などを子ども達と相談しながら決めていき、子ども達の取り組む過程を大切にします。

2017年度 当園在園児(5歳児)と卒園児童との交流会

 8月26日(土)、5歳児組と卒園児童(小学1年生~中学3年生)の交流会を開催しました。午前中は「湘北短期大学(厚木市温水)」でレクリエーションを行い、午後は、岡田保育園で製作を楽しみました。

 岡田保育園に集合し、徒歩で「湘北短期大学」を目指しました。5歳児組は小学2年生と手を繋ぎ、汗をかきながらも元気に歩きました。卒園児童は、久し振りに会う友達との会話を楽しみ、時には、年下の子どもを気遣いながら歩く姿も見られました。

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 湘北短期大学に到着後、体育館で「じゃんけん列車」、「フラフープ通し」、「パラバルーン」などのレクリエーションをしました。「パラバルーン」を使い、「気球」という難しい技にも挑戦しました。「気球」は、みんなで中央に集まり、バルーンを大きく広げ、膨らませる技です。バルーンが崩れ、なかなか上手く膨らませられませんでしたが、上手くいかないことも楽しいようで、みんな大きな声で笑っていました。

 昼食は、大学内のレストランで食べました。保育園の時に、苦手な食材が多かった子どもが、色々な食材を食べていました。また、少食だった子どもが、たくさん食べる姿も見られ、成長を感じました。

 帰りは、5歳児組と小学3年、4年生が手を繋いで保育園に戻りました。

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 帰園後、5歳児組と卒園児童が、「飛行機作り」、「アクアビーズ」、「小物のデコレーション」と3つの中から好きなものを選び、各グループに分かれて作りました。水で固める「アクアビーズ」の乾きが悪かったため、職員が扇風機とドライヤーを用意し乾かそうとすると、高学年の子どもが率先して乾かしてくれたり、乾いた物を年下の子どもに順番に渡してくれるなど、頼もしい姿が見られました。

 交流会については、毎年「子ども達の交流を更に深めるためにはどうしたらよいか」と検討しています。交流会を通し、5歳児が、小学生や中学生の卒園児童と関わる中で思いやりの気持ちに触れたり、遊びや行動を見て憧れを持つ姿も見られます。今後も、子ども達が楽しんで交流ができるような内容を検討していきます。


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