神奈川県厚木市岡田の岡田保育園は子どもの意欲と思いやりを育てます

社会福祉法人 愛慈会 岡田保育園


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意欲と思いやり

2013年度みんなでげんきに運動会

10月12日に運動会を行いました。
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・運動遊び
  体育指導や運動遊びで行っている「平均台」、「マット」、「鉄棒」などを取り入れました。子どもが、できることを考え、高さを選んだり、年上の子どもの姿を見て、自分も挑戦して楽しんで行う姿が見られました。

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 当日は、緊張する様子も見られましたが、それぞれの運動に自信を持ち取り組み、逞しさが感じられました。

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・表現遊び
  ぞう組の子どもが企画した「ニュージーランドごっこ」を9月に行いました。それを機会に子ども達は自分が住んでいる日本以外にも色々な他の国があることを知り、外国にも興味を示すようになりました。今回の踊りは、自分たちが住む日本をテーマにした『大好き!ニッポン』、『しゅりけんにんじゃ』という曲を選びました。
 当日は、歌を口ずさみながら、楽しそうに身体を大きく動かし、踊っていました。

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・親子触れ合い遊び
  子ども達は、大好きな保護者の方と一緒に行うことを楽しみにしていました。何をしたいか意見を出し合い決めていきました。
運動会では保護者の方と「手を繋ぐ」、「抱っこ」、「おんぶ」などを通し、触れ合うことを楽しみました。また、親子で協力してゴールを目指し、楽しさを味わうと共に達成感を感じていました

当園在園児(5歳児)と卒園児童との交流会

 8月24日、当園在園児(5歳児)と卒園児童(小学4年生~中学3年生)との交流会が行われました。
 行き先は『はまぎんこども宇宙科学館』(横浜市)でした。
移動のバスの中では、子ども達の自己紹介から始まり、その後、5歳児から卒園児童に対して小学校に関する質問をしていました。卒園児は、質問に対し、丁寧に答えてくれました。

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 午前中は、5歳児と卒園児童の混合で4グループに分かれ、グループ毎に館内を見学しました。初めのうちは、お互いに緊張感が見られましたが、卒園児童が5歳児の手を引いてくれたり、遊び方を教えるなど、一緒に遊ぶうちに、徐々に親しみの気持ちが湧き、5歳児から卒園児に関わる姿が見られるようになりました。

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 午後の時間は、卒園児童は学年ごとに行動し、久し振りに会った友達と、学校のことや、保育園時代のことを振り返り、会話が弾んでいました。5歳児はグループに分かれ、予算内で、保育園で使用する玩具を購入しました。グループによっては、意見が分かれることもありました。その時は「ジャンケンで決める」、「友達の意見を取り入れる」、「他のグループに、どちらかを購入してもらえないか交渉する」など、子どもなりに一生懸命に考えていました。また、あるグループは、3個選びレジに持っていくと、予算を超えたため、子ども達は再度相談し、1個減らすなどの場面も見られました。

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 交流する中で、5歳児は、卒園児の「思いやり」や、「優しさ」を感じていました。こうして、卒園児と過ごしたことで、小学校に対する期待感が更に高まったように感じます。

夏まつり

 7/12(金)、「夏まつり」を行いました。当日は、各組が年齢に合った参加をし、お祭りの雰囲気を楽しむ中で、子ども自身が考えたり、友達と協力するなど様々な姿が見られました。

・0歳児組…テラスから見学しました。初めは、たくさん人がいることに、驚いていましたが、おみこしを担いでる年上の子どもの姿をじっと見つめていました。「タタロチカ」などの曲が聞こえてくると、手を叩いたり、身体を揺らす姿が見られ、夏まつりの雰囲気を楽しみました。

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・1歳児組…園庭に茣蓙を敷き、夏まつりの様子を見ました。年上の子ども達が「タタロチカ」、「たこやき音頭」などの曲に合わせ、踊る姿をとても楽しそうに見ていました。その姿を見て、子ども達も真似し、一緒に身体を動かしていました。保育室に戻ってからは、子ども達の好きな「アンパンマン」、「どんぐりマン」の踊りを楽しみました。その後、ヨーヨーを準備すると、目を輝かせ、自分の好きな色の物を選び手に持ち、友達とヨーヨーを交換したりし、初めて手にしたヨーヨーに興味を持っていました。室内に戻ってからも、夏まつり気分を味わいました。

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・2歳児組…園庭のおみこしや踊りをテラスから見学し「わっしょい」と掛け声を掛けたり、年上の子どもの踊りを、真似て楽しんでいました。その後、数人ずつのグループに分かれ出店を回り、自分の好きな玩具やヨーヨー、うちわなどを選び、買い物を楽しみました。お昼寝明けには、「お祭り、帰っちゃったの」と、とても可愛らしいつぶやきが聞かれました。

・3歳児組…お店屋さんを担当しているぞう組の所へ行き「これ下さい」と言いながら、玩具やヨーヨー、うちわなど自分の好きな物を選び、楽しんでいました。自分でチケットと物を引き換えることができたのが、とても嬉しかったようです。
 給食やおやつは、バイキング形式で好きな物を選び、友達と楽しそうに食べていました。また、お代わりも沢山していました。夏まつりを終えた後も、子ども達からは「楽しかった」、「また、やりたい」、「夏まつり、一番楽しい」と言う声が聞かれていました。

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・4歳児組…法被姿の5歳児を見て「かっこいいね」と、窓に額をつけ見入っていました。出店では、一人一人が好きな店から回り、真剣に玩具などを選んでいました。出店を回った後は、友達同士で選んだ玩具を見せ合い「これ、いいね」、「こんなのもあったよ」と、会話が弾んでいました。また、翌週には5歳児の子どもと一緒におみこしを担ぐ機会を設けました。「なんか、ぞう組(5歳児)みたいだね」と言いながら、嬉しそうに「ワッショイ」と大きな声を出し、楽しんでいました。

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・5歳児組…当日、5歳児の子ども達は法被を着たり、ねじり鉢巻きを締めました。保育士や保護者に手伝ってもらいながら着用し、嬉しそうにポーズを決めたり、友達同士で見せ合っていました。おみこしを担ぐと、皆で決めた「ワッショイ」という掛け声を掛けながら、園庭を歩きました。子ども達の元気な声が園庭に響きました。
 出店は、担当を子どもが交代で行いました。それぞれ「うちわ」、「ヨーヨー」、「おもちゃ」、「ボーリング」、「的当て」の店に分かれ、品物を渡したり、ゲームの説明をしていました。自分の役割があることに喜びを感じ、楽しんで行っていました。また、後半に出店の担当を保育士が行っていると、他の子ども達が「手伝ってあげる」と、一緒に手伝ってくれました。別の出店の係の子ども達でしたが、やり方を説明しなくても内容を把握しており手際よく行い、頼もしさを感じました。
 夏まつりの翌週は、4歳児の子ども達と一緒におみこしを担いだり、3歳、4歳、5歳児で「夏まつりごっこ」をしました。皆で踊りを踊ったり、ボーリングや的当て、などのゲームで遊びました。ゲームは、5歳児の子どもが中心となり、年下の子どもに、やり方や並び方を教えてあげる姿も見られました。
 当日までの取り組みや、当日の活動を通し、友達と助け合ったり、自分の役割を果たすなど、様々な経験ができました。より一層、年長児としての自信がついたことと思います。
 一つのことを友達と協力し作り上げ、自分達の考える内容が現実になることの喜びを感じることができたことは、子ども達の「意欲」へ繋がると思います。

夏まつりに向けて

 夏まつりに向けて、5歳児組の子ども達が準備を進めています。
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5月27日
 夏まつりに、どのようなことをしたいか5歳児組が話し合いを行いました。
 ①おみこしを作り,かつぐ②ゲーム屋さんを行うことが決まりました。

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6月
 子ども達は、音楽を流し積極的に踊りを楽しんでいます。その姿を見た、2歳児組の子ども達も一緒に真似て踊り出しました。

6月10日
 「手作り玩具は、何を作るか」について、意見を出し合いました。 
 折り紙を使い「紙飛行機」、「野菜」、「果物」を作るなどがあげられました。

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7月2日
 3歳児組が、折り紙でチューリップを折り、4歳児組が葉を折り、協力しながら手作り玩具を作りました。5歳児組は、「的当てゲーム」で使うボールを新聞紙を丸めて作りました。少しづつ、子ども達の気持ちも夏まつりに向け活気づいてきています。

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7月5日
 5歳児組が、出店の担当について話し合いを行いました。出店の中で、人数が多かったところは、子ども同士で話し合いながら、譲り合う姿も見られました。

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7月8日
 ペットボトルの中に、切った紙やお花紙を入れ、おみこしを作りました。5歳児組の楽しそうな姿を見て、4歳児組も手伝うと言い、協力しながら作り上げていきました。今後、紙にお化けの絵を描き「おみこし」貼ります。

4歳、5歳児のバス遠足

6月7日(金)に4歳、5歳児のバス遠足で新江ノ島水族館に出掛けました。
今年度のバス遠足の目的  
①園児同士や職員との交流を深めながら楽しく過ごす。
②期待を持って、遠足に参加し、海の生き物を見たり、触れることにより、新しい発見や自然への関心を深める。
「当日までの様子」と「当日の子どもの様子」などを紹介します。
パンフレット(バス遠足までの様子).JPG

バス遠足までの様子
・5歳児では、新年度が始まりすぐに、この1年間にどのようなことをしたいかという話し合いを持ちました。その中で「水族館に行きたい」という意見がありました。子ども達の意見をもとに、今年度のバス遠足の行き先は、新江ノ島水族館に決まりました。
・事前に新江ノ島水族館のパンフレットを用意したところ、4歳、5歳児が集まり、パンフレットを見ながら「イルカが見たい」、「サメはいるかな」など会話が弾み、遠足への期待を膨らませていました。

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バス遠足当日の様子
・当日は雨の予報でしたが、子ども達の気持ちが通じたのか、時折、小雨が振る程度の天気となり、子ども達は遠足を満喫していました。
・イルカショーでは、イルカのダイナミックなジャンプを集中して見ていました。隣りの友達と、目を合わせて「すごいね」と驚く姿が見られました。
・楽しみにしていた昼食時間では、弁当に入っていたゼリーの蓋が開けられず困っていた4歳児の姿に気付き、5歳児が開けるのを手伝う姿が見られました。また、持ってきたおやつを嬉しそうに友達と見せ合っていました。
・午後は、館内を見学し、タッチプールでは「ドチサメ」や「ネコザメ」に触れました。実際に触れ、その感触を「少しザラザラしている」などと、友達に伝えながら楽しんでいました。
・当日を迎えるまで子ども達は、何度も職員に持ち物や日にちを確認するなど、遠足に行くことを楽しみにし、期待をしていました。職員も、子どもの問いかけに対し、丁寧に応えることで、子どもの「遠足を楽しみにする気持ち」を大切にしました。

さよなら遠足

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 2月15日に、3歳以上児組(3歳児、4歳児、5歳児)が湘北短期大学へ「さよなら遠足」に出掛けました。今まで一緒に遊び、生活してきた5歳児の子ども達と共に出掛ける最後の遠足でした。湘北短期大学の体育館で、ゲームや運動遊びを行い、異年齢児との交流を楽しみました。
 ゲームの内容は、4歳児組の子ども達が中心となり決めました。事前に3歳児と5歳児に「どんなゲームをしたいか」と聞いたり、また、色々な案を出しながら相談をし、子ども達が大好きな「だんごむしゲーム」、「猛獣狩りへ行こうよ」、「海賊ゲーム」などに決まりました。
 当日、子ども達は広い体育館を見て目を輝かせ、喜んで身体を動かしていました。3歳児の子ども達には難しいゲームも、5歳児の子どもに助けてもらいながら、楽しく行うことができました。その後は、楽しみにしていたお弁当の時間です。「今日のごはんは特別に美味しいね」、「ジャガイモ美味しい」、「本当だ」と、話をしながら嬉しそうに食べていました。
 午後は、スポーツバルーンやボールで遊びました。そして最後は、4歳児、5歳児の子ども達のリレーを行いました。3歳児の子ども達の応援を受けながら、トラックを1周ずつ走ります。楽しそうに走る子どもや、真剣な表情で走る子ども達の姿は、生き生きとしており、逞しさを感じました。
 遠足の後、3歳児の子どもが、園庭でリレーのような遊びをしていました。2人1組になり、トラックを作り、交代しながら走っていました。遠足の時に見た、年上の子ども達の姿が印象に残り「自分達もやってみよう」と真似をしたようです。
 3歳以上児では、遊びや生活を通し、異年齢で関わる機会を多く作ってきました。年上の子どもは手本になることで、自分の行動を振り返ったり、自信を持つことができるようになります。また、年下の子どもは、年上の子どもに優しくしてもらうことを喜び、憧れの気持ちを持ったり、遊びを真似しようとする姿が見られ、お互いに良い経験となっています。今後も、このような異年齢児との関わりが多く持てるよう、工夫していきたいと思います。

みんなでげんきに運動会

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 表現遊びについては、運動会を迎える日まで3歳以上児は「音楽流して」と言い、『きょうりゅうダンス』、『どんぐりマン』、『かっぱ体操』を歌詞に合わせ、元気な掛け声と共に、友達同士で楽しそうに踊っていました。3歳以上児が園庭で踊っていると、1歳、2歳児も興味を示し、一緒に踊る姿が見られました。時には、年上の子どもが、1歳、2歳児組の保育室に行き、踊りを教えてくれることもありました。年下の子ども達は、お兄さんお姉さんに「次はこうだよ」、「手はこうするんだよ」などと優しく教えてもらい、嬉しそうに真似て踊っていました。当日は、3歳以上児組を中心に、3歳未満児組の子ども達も保護者と一緒に参加し、みんなで元気に踊ることを楽しんでいました。
 3歳以上児が行った運動遊びでは、異年齢児の関わりが、たくさん見られました。友達や年下の子どもが巧技台に登れずに困っていると、それに気付いた他の子どもが「大丈夫」、「ここに足を掛けるんだよ」と教え、困っている子どもの体を支えて抱き上げ、手伝う姿が見られました。年下の子どもが「ありがとう」とお礼を言うと、年上の子どもは嬉しそうにしていました。運動遊びは、異年齢グループ『しゅりけん』、『さすけ』、『さくら』、『なると』に分かれて行いました。運動会当日も、年上の子どもが、優しく年下の子どもの手を取り支えたり、慎重に行う年下の子どもを温かく傍で待つなど、相手を思いやる姿がみられました。一人一人の子どもが、自分のできること、やってみたいことに挑戦し、子ども同士協力し合いながら行っていました。
 各組の親子競技は、年齢に合ったスキンシップを取り入れました。保護者に「抱っこ」や「おんぶ」をしてもらう、一緒に踊る、また、親子で協力し進めていくなどし、子ども達は保護者との楽しい時間を過ごしたようです。
プログラム最後の競技は、5歳児組の親子と職員による紅白リレーです。「がんばれ」の声援の中、子どもも大人も精一杯の力を出して走り、バトンをゴールまで繋げていきます。同じ目的に向かってみんなで取り組み、会場一帯がひとつになりました。最後は感動の渦の中、両チームに盛大な拍手が送られました。
 当園では、子ども自ら環境(運動会)に関わろうとする自発性や意欲を大切にしています。保護者の方に、子どものありのままの姿、一人一人の成長を見てもらえるよう、2年前よりプログラム内容を変更し、子どもが主体的に参加できるようにしました。当日は、保護者の方々の温かい眼差しの中、一人一人の子どもが様々なことに挑戦し、元気いっぱいの姿を見せてくれました。これからも、楽しんで身体を動かすことや、異年齢児の関わりを大切にしていきたいと思います

2歳、3歳児 バス遠足

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 9月27日に、2歳児と3歳児が『子どもの杜』(横浜市青葉区)へ、バス遠足に出掛けました。子どもの杜のバスに書かれている文字が黄緑色のため子ども達は「緑バス」と呼んでいました。「緑バス、楽しいね」と、車内は子ども達の声が響いていました。
 『子どもの杜』に着き、ポニーを見つけると「わー、何か居る」、「馬だ」などと声を挙げ、とても嬉しそうでした。館内では、滑り台や木製の遊具、ボールや吊り橋、輪投げなど、様々な遊びを楽しみました。
 昼食は、2歳、3歳児が同じテーブルに座り、皆で食べるカレーライスは格別においしかったようで、少食の子どもも「おかわりちょうだい」と元気に伝え、おかわりする姿が見られました。また、テーブルの中央に置かれたお茶を、2歳児が、手を伸ばし取ろうとしていると、その姿に3歳児が気付き「これ、取るの」と優しく声を掛け、2歳児が頷くと、3歳児は「ちょっと待って」とお茶を取り渡していました。受け取った2歳児は、嬉しそうに、とてもおいしそうに飲んでいました。
 今まで、3歳児は4歳、5歳児との関わりの中で、年上の子どもに優しく接してもらう経験をたくさんしてきました。こうした経験を通じ、自分も、年下の子どもを手助けしてあげたいという気持ちが芽生え始めています。これからも、異年齢児との関わりを通し、遊びや生活の中で「思いやり」の気持ちが芽生えたことを大切に受け止め、育んでいけるよう、子どもの姿を見守っていきたいと思います。

夏まつり

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 7/13(金)、「夏まつり」を行いました。当日は、各組が年齢に合った参加をし、おまつりの雰囲気を楽しむ中で、子ども自身が考えたり、友達と協力するなど様々な姿が見られました。
・1歳児組…テラスや保育室の窓から見学しました。アンパンマン音頭の音楽に合わせてジャンプをしたり、手拍子をし、年上の子どもを真似て踊り、夏まつりを楽しみました。また、室内では、タライに入れてあるヨーヨーを自分で選び、大切そうに持ち歩き、嬉しそうにヨーヨーを見つめる姿が見られました。                                      
・2歳児組…朝から「今日は、おまつり」と夏まつりを楽しみにしていました。おみこしや踊りをテラスから見学し「わっしょい」、「がんばれ」と声援を送り年上の子どもの踊りを、真似て楽しんでいました。そして出店には、子どもが一人一人買い物袋を持ち保育士と一緒に各店をまわり、自分の好きな玩具やヨーヨー、うちわなどを選び、買い物を楽しみました。その後は、ヨーヨーで遊び、とても満足そうでした。
・3歳児組…出店をまわったとき、ある子どもが、友達の持っているうちわを見て「それどこにあったの」と聞きました。その子どもが「あっちだよ」と教えると「ありがとう」とお礼を言い、うちわの出店の方へと走っていきました。子ども達は友達を見て、自分がまだ行っていない出店があることに「気付き」、「友達に尋ね」、教えてもらっていました。その姿から、日々の生活の中で、子ども自身で解決しようとする力が、少しずつ身に付いてきていることを感じました。
・4歳児組…朝、5歳児の子どもが法被を着る姿を見て「私達も、ぞう組になったら着るんだよね」と嬉しそうに話していました。出店が始まると、自分の行きたいお店へ向かい、5歳児から「どれにしますか」と言う問いかけに「これ」と嬉しそうに応えていました。また、玩具の店を探している3歳児に「こっちだよ」と優しく場所を教える姿も見られました。
・5歳児組…朝から子ども達は、満面の笑顔で嬉しさを表していました。法被を着ると気分も更に盛り上がり『みんなで力を合わせておみこしを担ぐ』ことを確認すると、やや緊張した様子も見られました。園庭の中央に置かれたおみこしの周りに集まり、子ども達はおみこしに手を添え、肩に乗せ「わっしょい、えっさ」、「わっしょい、わっしょい」とみんなで考えた掛け声をかけながら、園庭を1周しました。
おみこし作りについては子ども達が、「どのような形にしようか」、「どのような材料を使ったらよいか」などと考え、意見を出し合うなかで、手型や自分を描いた絵を貼ることに決まりました。そして、制作している間も「こうするのはどうかな」、「ここにも付けるといいね」と一つ一つを丁寧に考え、みんなで協力しながら作り上げました。
子ども達は、元気良く掛け声をかけながら、楽しんで担ぎました。夏まつりを終え、子ども達は「楽しかった」と言う一言で表現していますが、おみこしを作り上げるまでの過程には、様々な思いがたくさん込められていると思います。一つのことを友達と共に達成したという経験は、子どもにとり「生きる力」の源になることを願っています。

4歳、5歳児バス遠足

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 6月1日に、4歳、5歳児は富士サファリパークへバス遠足に出掛けました。行きのバスの中では「サイが見たい」、「カンガルーは、いるかな」など、とても楽しみにしていました。
 サファリパークに到着し、最初にバスでサファリゾーンを見学しました。子ども達は、動物を見つけると大喜びで保育士や友達に知らせたり「虎」、「ライオン」など、動物の名前を呼んでいました。特に「ライオン」や「象」は迫力があり、子ども達からの歓声も大きかったです。
 昼食は、サファリレストランにてお弁当を食べました。友達と「おいしいね」などと会話を楽しんだり、持ってきたおやつを嬉しそうに見せ合っていました。
 昼食後、動物と触れ合うことのできる『ふれあいゾーン』へ見学に行こうとしたところ、雨が降ってきたため、予定を変更し、再度バスでサファリゾーンを見学しました。雨が降っていると降っていない時では、動物がどのように過ごすのかということを見ることにより、子ども達も、新しい発見をすることができました。
 帰りのバスの中では、寝ている子どもを起こさないように、小さい声で話をしたり、保育園に近づくと、優しく身体に触れ、起こしていました。日々の生活の中で、友達のことを思いやる気持ちが育っていることを感じました。


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