神奈川県厚木市岡田の岡田保育園は子どもの意欲と思いやりを育てます

社会福祉法人 愛慈会 岡田保育園


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意欲と思いやり

玉葱の収穫

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 昨年の秋に4歳・5歳児組が合同で玉葱を植え、3月までは昨年度の5歳児組が中心に水やりを行っていました。5歳児組の子どもが3月に卒園すると、4月からは5歳児組になった子ども達より「玉葱に水あげなきゃ」、「今日は誰か水あげたかな」などと言いながら交代で、水やりをする姿が見られました。年度を越えて引き継がれ大切に育てられた玉葱は、5月下旬に丸々と大きく成長し、収穫の時期を迎えました。収獲は、4歳・5歳児組の子どもが2人1組で行いました。年上の子どもが年下の子どもの手をしっかり握り、プランターの所まで連れて行き教える姿が見られました。昨年度、年上の子ども達に優しく植え方を教えてもらい嬉しかったことを憶えており、今度は自分達が同じようにしてあげようと思ったようです。協力して収穫した玉葱は、その日の昼食の時間にスライスして食べました。鰹節と醤油をかけ、「おいしい」と言う子どもや「ちょっと辛いね」と言いながらも3回お代わりをする子どももいました。自分達が育てた玉葱ということがとても嬉しかったようで、普段以上に味わって食べていました。

12月の集い(クリスマス会)

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 12月10日(金)に12月の集い(クリスマス会)が行われました。「一人一人の子どもが、感じたことや考えたことを自分なりに表現することを楽しむ」、「友達や異年齢児と協力し合い、一緒に活動する楽しさを味わう」ことを基本的な考えとし、昨年度と同様、第一部は2歳児組から5歳児組が参加し、楽器あそびや踊りの発表、サンタクロースの登場がありました。
 各組の発表は、日頃から子ども達が興味を持っていることを中心に、子ども達と話し合いながら内容を決めることにより、一人一人が意欲的に取り組む姿が見られました。
 当日は保護者や友達の前に立ち、少し緊張した様子も見られましたが、多くの方々の温かい目で見守られる中、子ども達は全身で表現することができました。発表を終えた後は満足感と自信に満ち溢れていました。
 楽しみにしていたサンタクロースが登場した際には、「来てくれたね」と安心した言葉や「サンタさん」等と何度も呼び掛ける言葉が聞かれました。「あわてんぼうのサンタクロース」の歌を元気に歌い、一人一人の子ども達と握手をしていただき、温かい雰囲気に包まれた会場となりました。
 午後のおやつの時間は、3歳児以上児が一緒にデザートバイキングを楽しみました。メニュー内容はチョコレートムースやケーキ、果物等7種類あり、その中で自分の好きなものを選び食べました。チョコレートムースの入ったカップの蓋が上手く開けられない子どもの様子を見て、年上の子どもが「やってあげようか」等と優しく声を掛け、子ども同士で助け合う場面も見られました。
 12月の集いを終えた後、3歳児組の子ども達から「年下の子ども達にも見せたい」という話があり、招待状を子ども達が作り届けてくれ、踊りを披露するといった展開が見られました。その後、年下の子ども達も組内で楽しそうに踊りを真似る姿が見られるようになりました。

2010年度 運動会

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 今年度の運動会は、子どもが自ら環境(運動会)に関わろうとする「自発性」や「意欲」を大切にし、子どもの興味や関心、また成長発達に合わせた内容を計画しました。また、保護者や友達、周囲の大人とのスキンシップや体が触れ合う関わりを通し、一緒に過ごす楽しさや心地良さを味わうと共に、コミュニケーションの場となるような内容としました。
 第一部の午前中は、組別の種目を行いました。3歳未満児組は、滑り台、トンネルくぐり等をしながら、お買い物遊びを保護者の方と共に楽しみました。一人一人の子どものペースに合わせ、テーブルに用意された箱の中より好きな物を自分で選び、笑顔を見せながら楽しんでいました。3歳以上児組は「しゅりけん忍者」、「にっぽん、チャチャチャ」の曲に合わせ元気一杯に身体を動かし踊りました。子ども達の大好きな曲であり、歌いながら踊りを楽しむ子どももいました。また、その他にも組別に巧技台を使った運動遊びも行いました。発達段階に合わせ、巧技台の組み合わせを変えていく中で、一人一人の子どもが意欲的に行い、とても生き生きとした凛々しい姿を見ることができました。午前中最後は、5歳児組が紅白リレーを行いました。勝敗にこだわらず友達を応援し、皆で力を合わせ頑張っていました。
 第二部は、レクリエーションとし自由参加で行いました。子ども達は事前に3種のゲームの中から、自分が参加したいものを2つ選びました。当日は園児、卒園児(小学生)、保護者の方、多くの参加者と一緒に行いました。ゲームの中では、年上の子どもが年下の子どもの手を優しく引く姿、困っていると声を掛ける等、とても微笑ましい光景がみられました。
 1日を通し、子ども達の関わり方やそれぞれの成長発達の様子をたくさん見ていただくことができた行事となりました。

夏まつり

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 今年度から、今までの「夕涼み会」を改め、「夏まつり」として7月15日(木)に行いました。
「夏まつり」を子どものための行事とし、子どもが自発的、意欲的に関われる環境を構成し、主体的な活動や子どもの相互の関わりを大切にしながら、一日を通してお祭り気分を味わい、楽しく過ごすことを基本的な考えとしました。
 当日は5歳児が、はっぴ姿で「おみこし」をかつぎ、その後、5歳児・4歳児・3歳児が輪になり「おみこし」を囲んで踊りました。その姿に2階のベランダから見ていた0歳児が手を振り、2歳児・1歳児はテラスから、手を叩き、踊りを真似る等、年齢に応じた参加をしました。
 お店屋さんでは、ゲーム(輪投げ・当てくじ・魚釣り)を行い、好きな玩具を選ぶことができ、その他にも、ヨーヨー・うちわ・園児の手作り作品の出店をしました。お店の担当は、5歳児が前半、後半に分かれ受け持ち、担当した自分のお店には、何の役割が必要なのか、3歳児にも分かりやすく説明する等、立派に行う姿が見られました。
 4歳児・3歳児も鞄の中にしまえない時には、どうすれば良いか「友達と協力し互いに入れる」、「周りの大人に自分でお願いする」等、積極的に声を掛け、行動する姿が見られました。
 昼食・午後のおやつは、バイキングを行い、お店屋さん同様に、5歳児が担当し「いくつ、入れますか」、「どの位ですか」、「どれにしますか」というやり取りの中で、展開されました。その中で、初めてバイキングに参加した3歳児は、「どうしたら良いか」、「どう持てば良いか」と迷っていた所、5歳児の子どもが3歳児の手を引き、率先し手伝う姿が見られました。3歳児には、持ちやすいパックのジュースを持ってもらい、こぼしたり落としやすいものは、5歳児が持つ等、年下の子どもへの優しさや思いやる気持ちが溢れていました。お代わりの時には、3歳児も安心し、自ら取りに行く姿も見られるようになりました。最初のやり取りを見ていた4歳児も3歳児の行動を気に掛け、傍で見守り困っているとさり気なく介助していました。
 「夏まつり」を行う中で、子ども達は戸惑いと不安を感じるのではないかと思っていましたが、改めて子どもの状況に合わせ考え行動できる力が身に付いていることを実感しました。
 保護者の方々に「参加」という形で、沢山のご協力をいただき、普段では見られない子ども達の新たな面や成長・発達の場面を見ていただけたことと思います。

バス遠足(4歳児、5歳児)

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 6月7日に藤沢市内の新江ノ島水族館へ、4歳児、5歳児が「バス遠足」に出掛けました。
 往路のバス車内では、「イルカのショーが見たい」、「どんな魚がいるのかな」と事前に配布したパンフレットを見ながら、楽しみにしている様子でした。
 水族館に入館すると、子ども達は「この魚見たことある」、「あ、サメがいるよ」と友達と知らせ合いながら、大きな水槽で泳ぐ魚や生き物の姿を見て興奮していました。その後、イルカショーで、イルカが大きくジャンプすると、「すごい」と言いながら拍手し、手を大きく振り応援していました。また、リズムに合わせ手拍子をし、「1,2,3、ハイ」とスタッフの掛け声に合わせ、イルカが鳴き声を上げると、友達と顔を見合わせ、「イルカも鳴くんだね」と驚いた表情を見せていました。子ども達は新たな発見が沢山あったようです。
 昼食後、再度水族館内を観覧しました。「タッチングプール」では、海に住む生き物(ネコザメ)に実際に触れることが出来ました。恐る恐る水槽に手を伸ばし、サメの背を触り、「ザラザラしてる」、「大人しいね」等と実際に体験することで様々な気付きがありました。 
 また、触ろうか迷いながら水槽を見ている友達に、「大丈夫だよ、怖くないよ」と優しく声を掛ける姿が見られました。イワシが群れになって泳ぐ様子や、大きなエイが頭上を泳ぐ様子を見て、普段なかなか見ることの出来ない魚の姿に、更に興味も広がったようです。遠足後は、園内で図鑑を見ながら、水族館で見た生き物を探し楽しむ姿が見られました。
 新江ノ島水族館で子ども達は、楽しい1日を過ごすことができたようです。

お店屋さんごっこ

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 「お店屋さんごっこをしたい」と言う子ども達の声が高まり、子ども達自身が、お店屋さんごっこに至るまでを考えながら進めていきました。 

【お店屋さんごっこの相談】
 5歳児が集まり、子ども同士で何のお店にするか相談を始めました。お店は『果物・お菓子・おもちゃ・アクセサリー・食べ物(麺類など)』に決まりました。その後各グループに分かれ、何を作るか出し合い、必要な素材を次々にあげていきました。売る側を5歳児が行うことになりました。
【素材が揃い製作開始】
 5歳児を中心に、日用品や身近にある様々な素材を利用し、3歳、4歳、5歳児で品物を作りました。丸めた紙を折り紙で包み、たこ焼き・おにぎり・様々な果物が次々と出来ていきます。毛糸は麺に見立て、うどんやスパゲティーになりました。「こういうものを作りたいんだけど、どうすればいいかな」と友達に相談し、一緒にアイデアを出し合う姿も見られました。リボンやモールを使い、指輪・ブレスレット・ネックレスなどのアクセサリーを作っている子どもは、「みんなが使えるように」と、自分の指や腕にはめ、大きさを確認しながら作っていました。また、5歳児が3歳児に作り方を教えてあげる姿も見られました。
 子ども達の発想は広がり、沢山の品物が完成しました。子どもによっては毎日製作に取り組む姿も見られました。
【お店屋さん開店日】
 開店前に、5歳児はテーブルに品物を並べ、「早く、お客さん来ないかなあ」と期待を膨らませながらお店の準備をしていました。そして、お店が開店すると、「いらっしゃいませ!」という元気な声と共に、笑顔でお客を迎え入れました。3歳、4歳児は入り口で3枚のチケットをもらい、好きな品物を選び、チケットと交換し買い物を楽しんでいました。売る側の5歳児は、年下の子どもが迷っていると「どれにする?これは○○で、これが○○だよ。どっちが好き?」と目線を合わせて優しく声をかける姿が見られました。また、品物を持ち歩きお客さんに「どれにしますか」と、売り方を工夫している子どももいました。あるお店では、「1個買うと5個おまけします」というところもありました。
 チケットの交換が全て終わりましたが、まだ列を作り並んでいるお店がありました。見ると、2つの紙にアタリとハズレを書き、アタリが出ると品物がもらえるようにしていました。チケットが無くなった後も、皆が楽しめるように子ども自身が考えたようです。

 お店屋さんごっこを通して、考える力、人への思いやり、表現する楽しさなど、様々なことを体験し、子ども達は満足感と達成感を味わったようです。これからも、子どもの発想、意欲、優しさなど、子ども達が持っている力を、大切にし見守っていきたいと思います。

さよなら遠足

 2月16日、厚木市荻野運動公園の体育館を借用し、3歳児、4歳児、5歳児が「さよなら遠足」に出掛けました。卒園を控えた5歳児にとり、保育園での最後の遠足が楽しい思い出となり、子ども同士の交流が深まることを願い、体育館内では様々な身体を動かしながらのふれあい遊びを行ないました。
 “ボール送り”では、次の子に声を掛けながらボールを渡す中、後ろに3歳児が並んでいるとボールを取りやすいよう、少しかがんで渡すなど、自然と相手を思いやる姿も見られました。
 “海賊ゲーム”では、王子様、お姫様、海賊役に分かれ、王子様はお城(陣地)から中央に立っている海賊の間をくぐり抜け、お姫様を助けに行きます。王子様役の子どもは、お姫様役の子と離れないようしっかりと手を繋ぎ、「あっちだ」、「いくぞ」と声を掛け合い、どのように間をくぐりお城(陣地)に戻るか考えるなど、友達と協力し合う楽しさを感じているようでした。
 お弁当の時間になると、「おいしそうだね」、「おにぎり持ってきた」などと、会話を楽しみ、お弁当を食べ終えると、お菓子を広げ見せ合ったり、「これ、あげる」と、交換するなど、友達とやりとりを楽しんでいました。
 午後からは、“なべなべそこぬけ”、“海だよ川だよ”などわらべうた遊びや、“ジャンケン列車”、“しっぽ取り”、“大縄跳び”などを行ないました。
 “わらべうた遊び”では、皆で手を繋ぎ大きな輪を作り、歌に合わせながら全員が輪の中央に集まりました。友達に近づくと、少し照れながら、互いに笑い合うなど、微笑ましい姿が見られました。また、大縄跳びでは、声を合わせ跳んだ数を数えたり、しっぽ取りでは、子ども達が交代で鬼役を行ない、息を切らすほど夢中になって走る姿が見られました。
 最後に、5歳児が2チームに分かれ、リレーを行ないました。リレーは運動会で行ない、子ども達にとり思い出深い競技の1つです。バトンを落とさないようしっかりと握りながら走り、次に待つ友達に大きな声で、「はい」と手渡し、1本のバトンを皆で繋いでいきました。チーム一丸となり、一生懸命走る友達に、「がんばれ」と元気な声援を送り、アンカーがゴールすると、一人一人が達成感に満ちた表情を浮かべていました。
 たくさん身体を動かし、友達とふれあうことで、子ども達からは、「楽しかったね」、「また遊ぼうね」などの喜びの声が聞かれ、楽しい1日を過ごすことが出来ました。5歳児が卒園するまで残り後わずかとなりましたが、異年齢の子ども同士がふれあう中で、互いが刺激を受けながら、遊び方を知り、自分もやってみようと挑戦したり、相手を思いやる気持ちが育つよう、今後も温かく見守っていきたいと思います。

新聞紙と広告を使っての遊び(2歳児、5歳児)

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 5歳児・2歳児との交流の中で、新聞紙と広告を使った遊びを楽しみました。子ども達は思い思いに遊びを楽しむ中で、様々な姿が見られました。
○アクセサリーなどの写真が載った広告を手にした5歳児が、2歳児に「どれがいいですか」と声を掛けました。2歳児は気に入った物を指差し、切り抜いてもらいながら、選ぶ・集めることを楽しんでいました。そうしたやりとりは、その後、お店屋さんごっこに発展していきました。
○5歳児との交流に少し緊張気味だった2歳児を前に、細かくちぎった紙を雪のように降らせ、楽しさを一生懸命伝えようとする5歳児の姿がありました。その様子を見て、2歳児も遊びを真似始め、固くなっていた表情が満面の笑みに変わりました。
○自分がしたいことを探し、周りを見回していた2歳児が、両手を広げ上半身を床に伏せ、膝をつきながら前進し、「ブルドーザーだよ」と言い、紙を一か所に集める5歳児の姿を見つけました。2歳児は楽しげに遊ぶ5歳児の姿を見て、直ぐに真似を始めました。5歳児・2歳児共に、額が汗ばむほど遊びを楽しんでいました。
○遊びの途中に、牛乳パックを出したところ、その中にちぎった紙を詰め始めました。牛乳パックが一杯になると2歳児が次々に来て、「テープで止めて」、「早くやって」と何度も言う姿を見た5歳児が、「待っていてね、順番だから」、「ここに並んで待って」などと順番を分かりやすく知らせていました。
 2歳児は、遊びの楽しさを十分に味わい、新たな遊び方も知りました。遊びが充実し夢中になる中で、子ども達は様々なことを吸収していくのだと思います。これを機に、今後2歳児同士での新聞紙・広告を使った遊びに変化が見られるかと思います。

0歳児、1歳児交流

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  0歳児、1歳児は、一人一人の成長・発達に合わせ、お互いの保育室を行き来して遊び、共に生活することがあります。その中で、0歳児が1歳児の遊ぶ姿に興味を示し、遊びを真似る姿が見られます。0歳児は、積み木を見つけると、テーブルや机などを叩き、音を響かせることを主に楽しんでいます。そうした0歳児が、積み木を積み上げ、並べて遊んでいる1歳児の姿を見て、同じように積み木を1、2個積み上げ、遊び始めるようになりました。このように、発達段階の近い子どもから刺激を受け、真似ようとすることで、遊びに変化が見られ、更なる発達へ繋がるきっかけにもなっています。
 園庭遊びでも、複合遊具(滑り台や吊橋など)で活発に登り降りを楽しむ1歳児の姿を真似るように、0歳児が遊具に登り、また、0歳児が豆自動車に乗っていると、1歳児が後ろから押そうとしてくれるなど、子ども同士の様々な関わりが見られます。
ある日、豆自動車に乗っていた0歳児の靴が脱げてしまい、そのことに気付いた1歳児の女児が“どうにかしてあげたい”という気持ちから、一生懸命、靴を履かせようとしていました。その様子を見て、周りで遊んでいた子ども達も心配そうに集まってきました。その後も、なかなか履かせることができず、保育士に知らせ手伝ってもらうことで、0歳児は靴を履くことができました。保育士の「ありがとう」「優しいね」という言葉掛けに少し照れながら、「履けたよ」と満足気な表情が見られました。その日の夕方、1歳児から、「赤ちゃんと遊びたい」という声が聞かれ、0歳児に優しく声を掛ける姿が見られました。日中の一つの出来事が、0歳児への親しみを更に深めたようです。
 子ども達は様々な経験を重ねる中で、健やかな成長・発達を遂げていくかと思います。今後も、交流の機会を大切にし、子ども同士の関わりを温かく見守っていきたいと思います。

12月の集い(クリスマス会)

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 12月11日、当園にて「12月の集い(クリスマス会)」を行ないました。今年度より、1日を通してクリスマス会を楽しめるよう、子どもを主体とした内容に変更しました。午前中は今まで通り、保護者の方々にご参観いただき、2歳児から5歳児の発表や歌、サンタクロース登場等(第1部)、昼食は3歳以上児組で会食を行ない(第2部)、午後のおやつはデザートバイキングを取り入れました。
 発表は2歳児から5歳児が参加し、わらべうたや劇遊びなどを行ないました。友達や保護者の前に立ち、いつもと違う雰囲気に少し緊張した様子も見られましたが、発表が始まると子ども同士で顔を見合わせ、安心したように自然と笑顔もみられ、歌や手遊び、踊りなど、かわいらしい姿や自信に満ち溢れた堂々とした姿を見せてくれました。発表の最後には、サンタクロースが登場し、子ども達は、「わー、サンタさんだ」、「すごいね」、「プレゼント持ってきてくれたのかな」などと、驚きと期待の表情で見つめていました。その後、子ども達はサンタクロースに握手をしてもらうと、とても嬉しそうにしていました。
会食では、ローストチキンやパン、スパゲッティなどを食べながら、友達と一緒に「おいしいね」と会話を楽しんでいました。
そして、午後のおやつの時間を子ども達はとても楽しみにし、心を躍らせていました。5歳児と職員で、クリスマスの雰囲気を楽しめるように、5歳児はサンタの帽子を被り、職員はサンタやトナカイなどの格好をしました。雰囲気作りのため、テーブルクロスを敷き、各テーブルに座席表を置くなど工夫を凝らしました。5歳児の子ども達が、同じテーブルの3歳児、4歳児をテーブルへ案内し、準備が整うと、デザートバイキングが始まりました。5歳児は年下の子どものバイキングの取り分けを手伝い、「何個食べますか」、「このお菓子はいかがですか」、「おいしいですよ」と笑顔で声を掛けていました。3歳児、4歳児も自分の好きなお菓子を選ぶことができ、とても嬉しそうでした。おやつが終わり、子ども達からは「今日は楽しかったね」、「またバイキングやろうね」などの声も聞かれ、楽しい1日を過ごすことが出来ました。


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